今回は、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)で、初心者さんによく使用している教本のご紹介をしたいと思います。

『よいこのピアノ』1巻のみ

ひたすら同じような音が並んでいるので、いやでも音符が覚えられます。
これも、歌いながら弾いていきます。
大人から見ると、飽きないかと思われますが、ほとんどの幼児ちゃんは、飽きずにずっと続けることができます。

 

『うたとピアノの絵本』みぎて、ひだりて、りょうて

みぎて、ひだりて、りょうてを使っています。
かわいいイラストで、楽しくお話ししながら、真ん中のドを中心に、無理なく音符を覚えられます。日本語のイントネーションが無理なく、面白い歌詞がついているので、歌って弾くことができます。

⇒うたとピアノの絵本でレッスン楽しいよ!

 

 

●習い始めて9か月~1年くらい経った生徒さんです。
最初は、ひとりでりょうての曲を弾いていましたが、慣れて来たので、伴奏を入れて連弾しています。
 

『トンプソン小さな手のためのピアノ教本』

よいこのピアノや、歌とピアノの絵本で、両手の五指が使えるようになると、これを弾いていただきます。途中から、ヘ音記号の低いドやト音記号の高いド以上の音が出て来ます。最後のほうで、両手を合わせて弾けるようになります。
トンプソン合奏教本という楽譜で、連弾することもできます。

 

『ピアノひけるよジュニア』1〜3巻

小さな生徒さんにとって、知ってる曲を弾くことは、とても楽しいことです。
この教本は、ほとんどのお子さんが、幼稚園や小学校で歌ったり弾いたりしている曲ばかりなので、少々難しくても、頑張れます。
1〜3巻まであり、3巻まで弾けると、両手が違う動きが、かなりできるようになります。

 

『バーナムピアノテクニック』ミニブック〜3巻くらいまで

棒人形の動きがユニークなベストセラーの指をきたえる教本です。
一曲が、一段から二段という短さなので、無理なく進むことができます。
題名がついていて、イメージしやすいです。

 

 

 

 

『はじめてのギロック』

アメリカの作曲家で、たくさんの曲があります。
その中でも、初歩の段階から弾いていただけます。
短い曲が多いですが、結構音域が広かったり、弾き映えがします。
ギロックシリーズは、もう少しレベルが上がっても、ずっと色々な曲集で弾いていただけます。

 

 

 

『オルガンピアノの本』2〜3巻

ピアノひけるよジュニアの途中から、これに移る生徒さんもいます。
少し難しい曲が多めなので、理解のはやい生徒さんに使ったりします。
2巻、3巻を主に使います。

 

 

他にも

他にも次の教本について、ブログで詳しくご紹介しています。

楽譜を読めるようになるために

大野ピアノ教室では、生徒さんが自分で楽譜を読み、自分でピアノを奏でられるようになる事を重視しています。

耳でコピーするのではなく、楽譜を読んで理解して弾く、ということを徹底します。

「楽譜を読む」ということは、ずっとピアノを弾くことにおいて、ついて回ることですので、最初が肝心です。

幼児の場合の例

音符をパッと見たら、すぐに何の音か読めるようになるために。
ト音記号の真ん中ドからソまで、繰り返し読んでは歌う。
(教材 よいこのピアノ うたとピアノの絵本)
ランダムに並んでいる音符でも読めるまで繰り返す。
覚えたら、ヘ音記号ドからファまで、同じように繰り返す。
ワークで、音符を書く宿題を必ずやってもらい、レッスンでも確認します。
4〜5才の幼児さんは、この繰り返しで、メリーさんのひつじとか、たなばたさまなど、両手で弾けるようになります。

慣れて来たら、どんどん音域を広くして行きます。

そしてリズムの理解です。
四分音符と二部音符の理解ができたら、だんだん八分音符なども織り交ぜて、5才のリズムとソルフェージュなどで、リズムも理解して行きます。
子どもたちに大人気のリズム打ちとソルフェージュ

▼楽譜が読めるようになるためのレッスンについては、次の記事で詳しくご紹介しています。
音符をスラスラ読めるレッスン方法

幼児さんのレッスン事例

来年の発表会デビューが楽しみな年中のRちゃんのレッスン