私が若い時代から、レッスンでの指の教本と言ったら、棒人形が色々な動きをする『バーナム』シリーズが定番でした。

私も、長年お世話になって来ました。
一曲が、一段か二段で終わってしまうコンパクトさが、イマドキのピアノ事情にピッタリですね。
しかも、棒人形の動きがユニークで、みんな大好きです。

お友達先生から教えていただいた『WAKUWAKU ピアノテクニック』

しかし、他にも何か良い指の教本はないのか、と考えていたところ、お友達の先生から、ヤマハミュージックメディアから出ている『WAKUWAKU (わくわく)ピアノテクニック』シリーズを教えていただきました。
「イラストが面白くて、生徒さんの食いつきが良くて、評判がいいわよ!」とのことでしたので、早速購入して、内容を確認しました。

                                

バーナムより、題名が面白いです。
そしてイラストもかわいい。
だけでなく、題名と練習する内容が、妙にマッチしていて吹き出します。

1〜3巻と進んで行きますが、スケール&アルペジオも1、2巻あり、少し進んだ生徒さんには、スケール、アルペジオもやってもらいます。
ハノンのスケール、アルペジオは、3オクターブもあって、ハードルが高いのですが、こちらは、部分から入って行くので、始めやすいです。
指づかいのチェックや、腕の使い方などを、無理なく学べます。
大事な基礎練習を楽しく弾くことができます。

生徒さんの評判も上々です

実際に、生徒さんたちに、使ってみたところ、みんなまず、イラストの表情に釘づけです。
宿題にする前に、私がイラストを見ながら、こういう動きだから、このように弾いてみて、とか、スケールやアルペジオだと、左右の指づかいを注意して、などと説明しますと、だいたいその場で試してみて、うんうん、これなら頑張れそうと思ってもらい、家に帰って練習するのです。

バーナムと一緒で、一曲がそんなに長くないので、練習してさえくれれば、結構マルをあげられて、達成感もあるようです。
私が子供の頃には、こんな興味を引くような楽しい指の教本は、なかったので、今のお子様は、幸せですね〜

毎日の練習のルーティンに入れて欲しい

スポーツでは、始める前に、準備運動をしますね。
他の習いごとでも、さあ始めよう!の前に、何か決まったことをすることもあるかと思います。
この『WAKUWAKUピアノテクニック』も、メインの曲を弾く前の準備運動として、コツコツ毎日積み重ねていただきたいと思います。

そうすることで、メインの曲で難しいところが弾きやすくなるなど、いいことがたくさん出てきます。

なにごともそうですが、ラクして希望を叶えることはできないのです。
でも、少しずつの積み重ねが、いつの間にか「弾けた‼︎」の瞬間を生み出すのです。
みなさん、少しずつ頑張っていきましょうね!

 

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幼稚園年中から大人の方まで、基礎からじっくりレッスンします。
基礎を大切にしながら、楽しい曲にも挑戦していただきます。
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