大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、発表会まで、あとちょうど2週間の日曜日、近くの成瀬コミュニティセンターのホールで、発表会のリハーサルを行いました。

 
舞台は、本番のように、高い位置にあり、ピアノも蓋を全開にして、形は、本番に近い状態にしました。
ピアノが、調律もしておらず、この梅雨の時期なので、湿気でまったく音が鳴らず、弾いても弾いても音が出ないような状態でしたので、大人の生徒さんが、まず最初に弾きましたが、とても弾きにくそうでした。
そういう状態ではありましたが、目的は、人の前で弾くと、自分がどうなってしまうかを自覚してもらうことですから、めげずに挑戦していただきました。

大学生のAちゃん、ショパンの即興曲1番を弾きますが、暗譜が不安で仕方なかったのです。

が、なんとか堪えて頑張りました。
何度も発表会に出ている経験が、踏ん張りにつながりました。
もう少しメリハリのある表現ができるように、練習を続けられるといいと思います。   

フルタイムのお仕事をしながら、エルガーの愛の挨拶を練習してきた、成瀬からお通いのSさん。
レッスンでは、隅々まできちっと仕上げることができていました。
が、やはり舞台の上の緊張は、かなりのもので、楽譜を置いても、途中でどこを弾いているのかわからなくなってしまいました。
それでも、自分で弾けるところに進んで行き、最後まで演奏できたのは、素晴らしい精神力だと思います。

お気持ちは、すごくよくわかりますので、緊張していても、自分の出した音、特にメロディラインをしっかり自分で聴き取って演奏して行くと、だんだん落ち着きます、とお伝えしました。
2度めに演奏した時は、かなり落ち着くことができて、ホッとしました。

そして、小学生組です。
グループレッスンで、少人数のグループで会うことはありますが、一同で集まるのは、ほとんど機会がないので、最初に、ずらっと一列に並んでもらって、私から生徒さんの紹介をしました。
この面々で、発表会を成功させようね!と一体になってもらいたかったからです。

並んだついでに、今回からお辞儀の仕方も統一しましょう、ということにして、私も一緒に同じお辞儀の仕方をみんなで練習しました。

それから、順番にひとりずつ弾いて行きました。
どの生徒さんたちも、真剣そのもの。
途中で、あれ!どう弾くんだったっけ?と迷うこともありましたが、どの生徒さんも、途中でやめたりせずに、最後まで弾ききることができました!

これは、すごいことなんです。
緊張感半端ない状態で、いつもと違うことが起こると、頭が真っ白になってしまって、どうしていいかわからなくなることは、よくあるのです。
少しの破綻で、それでも最後まで演奏できたら、聴衆は、安心できますね。

プログラムに、ピアノ発表会としないで、ピアノコンサートと銘打っているのは、みんなの演奏が集まって、コンサートにする、という意図があるのです。
みんなで、聴いてる人に、素敵な演奏を届けよう、と思って弾いてほしいんです。
だから、最後まで弾ききることが大事なんですね。

小さい生徒さんでも、それができたことがとてもうれしかったです。
あとは、弾き始めに、慌てて弾かない、とか曲と曲の間は、きちんとあける、など細かいことは、またレッスンでもお伝えして行きたいと思います。

普段の生活の中で、たった数分でも、自分だけが主役で舞台に上がる、などという経験は、ほぼないと思います。
キラキラ輝くためには、やはりそれ相応の準備は、必要なのです。

今日は、そのための準備ができた、ということですね。
あと2週間、もっと輝けるように、あとはおうちでの練習あるのみです。

私も、講師演奏の、真理先生との連弾の練習、頑張ってます。

2019年発表会は7月7日(日)、鶴川ポプリホールにて開催予定です。
一般の方もご見学頂けますので、ご興味のある方はぜひお越しください(12:30開場/12:45開演です)。

↓2019年プログラム(クリックで拡大します)

 
 
 
 
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