今週のセミナー第三弾は、カワイ横浜での教本セミナーでした。
みんなが弾いてみたいブルグミュラーは、私が子供の頃からありました。
私は、発表会で、小1で9番の狩猟、小2で25番の貴婦人の乗馬を弾きました。
その頃は、教本も今のように色々なものは出てなくて、バイエルの次はブルグミュラー、その後ソナチネと道筋は
決まっていました。
それしかなかったと言っても過言ではありませんでした。
今は全然違います。
楽譜売り場には、それはそれはカラフルで表紙も目を引くような楽譜がいっぱい。
今日は、その中からバイエル、ぴあのドリーム、バスティン、オルガンピアノの本、ピアノランドを選んでいただき、山本美芽先生の作って下さったそれぞれの比較表に沿って、グループに分かれて実際に音出しをしました。
いっぺんにこんなにたくさんの教本の比較をしたことがなく、それぞれの特長が実際に音出しをしてわかることが
たくさんありました。
お題は、どれを使ったらスムーズに移れるか、でしたが、生徒さんの年齢や能力によっても、どれが一番いい、
ということは一概には言い切れないのです。
個々の事情に応じて、先生が教材をセレクトして無理なく移行できるように工夫が必要、ということが改めてわかりました。
先生も、目まぐるしく増えて行く教材に乗り遅れないよういつもアンテナを張っていなければいけないな、とつくづく思いました。