今日は、昨日とはまったく違い、バッハの3声シンフォニアのアナリーゼ講座でした。
作曲家の鵜﨑庚一先生は、ロマンスグレーのダジャレ好きなちょっと おちゃめな先生でした。
先生が出しているシンフォニアのアナリーゼの技法という楽譜に
沿ってレクチャーが進みます。

今日は、1番と2番でした。
先日の秋山先生のアナリーゼも2番で、それ以来練習を続けています。
1番もたまたま練習していたので、とってもタイムリーでした(^^)/

アナリーゼの手順は、テーマを見つけたら、終止の場所を見つける。
それから、だんだん何調に変化して行くのか判断する。
主旋律Aに対する複旋律Bを見つける。
経過を確認し、最後に全体を確認する。
大雑把に言うとこのようになります。

実際は、私にとっては結構複雑だなあと思うのですが、先生は わかりやすく説明して下さって、すごく納得できました。

印象に残ったのは、偉大な作曲家ほど、材料は限定して、 最低限を最大限活用する。出した材料はあちこちで使う。 というお話でした。
そして、転調が巧みである、ということです。
転調は作曲家特有の仕方があるようです。

このような話を聞いてから、もう一度実際に弾いてみて 果たして説得力のある演奏ができるでしょうか?
でもヒントはたくさんいただけて、すごくためになりました。