タイトルの曲を最近練習しています。
ロシアの作曲家グリンカの歌曲「ひばり」を同じくロシアの作曲家バラキレフがそれはそれはきらびやかに装飾した曲です。
もとは、歌曲をピアノ曲にしたものでは、以前にシューマンの歌曲「献呈」をリストが編曲したものを弾いたことがあります。

「ひばり」を連想すると、鳴き声が可愛らしいというイメージなので、長調の曲なのかと思いますが、この曲は物悲しい短調なんです。
最初は、普通にメロディラインに簡単な伴奏が入るだけなので、生徒さんでも弾けそうな感じですが、だんだんリストばりのキラキラ装飾や分厚い四声体が入ってきます。
メロディを出しつつ、全部の音を整理しながら弾くのは、目が回りそうなくらい大変です!!
まだまだはまらないので、鍵盤上で手がウロウロしていますが(>_<)平易な曲がこんなにすごくなるなんて、ビックリです!

バラキレフという作曲家は、「イスラメイ」という曲が有名です。
この曲も、超絶技巧な曲で、バリバリのテクニシャンがコンサートで披露されたりします。
すごい演奏は、YouTubeなどで聴いてみて下さい。

これからも折にふれて、色々な曲を紹介できるとよいと思っています