早いもので、今年も大晦日になりました。

今年は、コロナが5類に移行したので、一応日常生活は、普通に戻ったようにみえますが、実際には、まだ暑い時期からインフルエンザが流行ったり、いろんな流行り病は無くならないですね。

大野ピアノ教室(町田市成瀬ヶが丘)も、レッスン前の手洗いは、引き続き行っていますし、レッスン時には、生徒さん側は任意としていますが、教える私は、マスクを着用するようにしていますし、体調不良の時は、無理しないでお休みしていただくようにしています。

それでは、2023年を振り返りたいと思います。

今年のイベントは

一番大きなイベントは、5月の発表会です。

ポプリホール鶴川という、プロのコンサートでも使うような大きなホールで、コンサート用のスタインウェイで弾く、という贅沢な催しです。

子供のうちから、大きな舞台でひとりで弾く、という特別なことを体験することは、大げさかもしれませんが、「生きる力」がつくのではないかと思っています。
年令の高くなった大人の生徒さんも、なかなか大舞台で演奏する機会は持てませんので、思い切ってチャレンジして下さると、色々見えてくる世界があるようです。

8月と12月には、低学年のグループレッスンを久しぶりに行いました。
個人レッスンではやりきれない楽譜を読むための知識を、みんなで学ぶ場にしています。
といっても、堅苦しくしないで、ひとりずつクイズ形式で質問したり、みんな順番に弾いたり、みんなでリズムたたきをしたり、普段会わないお友達とも和気あいあいと楽しんでレッスンすることができました。

グループレッスン、大好評で、次もやりたーい、とリクエストいただいているので、また是非計画したいと思います。

8月には、大学生の生徒さんがコンクールに挑戦しました。
ブランクがあって復帰早々のチャレンジで、本当によく頑張りました。

12月には、クリスマス会を、杜のホールはしもと多目的室で行いました。
こちらは、発表会よりは、楽しむことを目的にしています。

小学生までは、連弾をメインにして、人と合わせる楽しみを体験していただきました。
ソロと違って、2人でテンポも合わせて相手の音も聴きながら弾かないとうまくいきませんから、ひとりよがりもダメですし、ミスしたら止まってしまうから、いやでも練習することになります。

「楽しむ」って、ただ弾ければいいというわけではなくて、自分のパートに責任を持って、曲を仕上げられたら、初めて楽しいって思えるんですよね。

そういう意味で、どの生徒さんも、楽しんで弾き通すことができました!
みなさん、確実に成長していますね。

そして、ソロの部では、中学生以上の大きい生徒さんが、それぞれ練習した曲を披露して下さいました。
お子様以上に、時間のやりくりが大変な大人の方が、人前で演奏することは、想像以上のプレッシャーですが、チャレンジ精神旺盛な方が多くてびっくりです〜

最初は、頭が真っ白になったり、足が震えたり、ドキドキがおさまらなかったり、いろんなことが起こりますが、何度も人前で弾くと、だんだんそのような雰囲気に慣れてくるものです。

非日常の世界ですが、諦めないでチャレンジしていただきたいと思います。
目指せ、ストリートピアノ!ですよ。

 

 

レッスン室のグランドピアノと電子チェンバロ

昨年、リニューアルしたレッスン室に入っているホフマンという銘柄のグランドピアノですが、半年に一度は、調律していただいています。

外国製のピアノは、湿度管理が難しく、一定湿度を保つように心がけていますが、狂いやすいので、半年に一度の調律は欠かせません。
やはり調律していただいた直後は、音がまろやかに戻って、素敵な音色になります。

家で電子ピアノで練習している生徒さんも多いので、週に一度のレッスンでは、グランドピアノのタッチで弾いて耳も育っていただきたいと思っています。

また、ピアノの横に置いてある電子チェンバロですが、小さい生徒さんも興味があるようです。

バロックの曲にチャレンジしていただいた生徒さんには、たまに出来上がった曲を弾いていただいたりしています。
ピアノとはまた違った音色にみなさんびっくりしていますが、バロックの曲は、結構難しく感じる方が多いのですが、できればいつか弾いてみて下さいね!

先生もレッスンに行きます

当たり前のようですが、「弾ける指導者」でありたいので、自分もこれを勉強したい、と思う曲に取り組んで練習を続けています。

ここ数年は、バロック音楽に取り組んでいます。
どのように弾いていいのかなかなか理解しづらい、と思っていたからなのですが、ようやく様式や弾き方などが、なるほどと少しずつ納得できるようになってきました。

自力ではわかり得ないことは、レッスンに行ってアドバイスをいただくと、腑に落ちることがありますね。

私も、生徒さんたちに、なるほど〜と思ってもらえるレッスンをして行きたいと思います。

来年に向けて

来年の抱負ですが、目標は大きくは変わりません。
どの年齢層の生徒さんも、自分で楽譜を読んで、自分で宿題になっている曲を最後まで完結できる力をつけること、それに尽きます。

それができれば、人前で演奏することも楽しめることになりますし、次のレベルに進むことができて、少しずつ難しい曲にも挑戦できるようになりますね。

自分だけではわからないことを、レッスンでお伝えして、あとは自分で消化する、その連続で、絶対成長できると思っています。

保護者の方も、我が子の成長を感じられる時が一番幸せだと思うし、習うお子様にとっても、難しいと思ってた曲が弾けるようになる喜びは、次へのモチベーションにつながります。
大人の方にとっても、それは何よりもうれしく思う瞬間になりますね。

イベントをするのは、目標を持ってもらいたいことに加えて、頑張っているのは自分だけじゃないよ、みんなでたまに会って、同じ教室の仲間も一緒に成長しているんだね、と確かめ合う場になってもらえたら、という気持ちで開催しているのです。

当教室でピアノレッスンをご検討して下さっている方も、是非お仲間に入って下さいね。
お待ちしています。

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、体験レッスンを募集しています。
音楽、ピアノが好きな方、憧れの曲が弾けたらいいなと思っている方、基礎から丁寧にレッスン致します。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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