梅雨入りしてるのかしてないのかわからない感じですが、降り出したらザーザー降りですね。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、色々な小学校から通って来てくれていますが、春の運動会がある学校は、無事に終わったようです。
前回のブログでご紹介した、合唱伴奏を引き受けた中1のIくんのその後をご報告します。
前回ブログ 合唱伴奏に立候補した中1のIくん
覚悟を持って練習してほしい
「大切なもの」という合唱曲ですが、1番がある程度の長さがあって、繰り返しで2番を歌い、さらに歌の後半がもう一度出てくるので、Iくんにとっては、長いなーと思ったようです。
フラットが5つの変ニ長調もあまり馴染みがありません。
しかも練習期間がとても短い上に、途中で定期試験もある。
実は、はっきり言って、立候補したのはえらいけど、大丈夫かな、と心配する気持ちもありました。
なので、レッスンを始める前に、引き受けたからには、途中で諦めて投げ出すのもよくないからやるしかないよ、どんなに疲れていても練習はしようね、と約束しました。
Iくんは、レッスン卒業する最後の曲は、平吉毅州作曲の「真夜中の火祭り」という曲でした。
リズムが複雑で、楽譜読むのに苦労しました。
時間はかかったけど、最後まで頑張って弾き通せました。
頑張り屋ということはわかってるけど、今回は時間がないんです〜
短期集中、はさらに大変ですよね。
短期間で理解するには読譜力が必要
読譜力=読んで字のとおり、楽譜を読む力です。
小さい子のレッスンの時から、口を酸っぱくして言っています。
音符が何の音かを読むのも大事だけど、全体像を見て!
音楽の流れはざっくり見て、どうなってるのか?
読譜力って、本当に付け焼き刃ではどうにもならないことで、常日頃からの取り組みがとっても大事なんです。
時間がない場合には、音源を聴いて、どんな曲かを耳からも聴きます。
今はYouTubeという便利なものがありますから、たいていの曲はすぐに聴くことができますね。
指づかいは、伴奏譜には、一切書いてないので、それはさすがに私が書き込みをしました。
指づかいも、スラスラ弾くためにはとても大事なことで、面倒でも練習の始めは指づかいを守って片手ずつ区切って何度も練習。
すぐに両手をつけていかないと間に合わないので、とにかく指が勝手に動くようになるまで、ひたすら反復。
週に2回、1時間のレッスンは、過酷でしたね。
Iくんは、時々、ため息つきながらも、黙々と取り組みました。
部活で疲れていても、家での練習も頑張りました。
発表会も同じですが、目標があって、期限が決まっていれば、できない、疲れたと愚痴を言っているヒマはないんです。
少しずつ、納得できて、途中で止まったり弾き直しをしないで通せるようになってきました。
横で、合唱パートを弾きながら伴奏をして、練習の時は、こうなるよ、というシュミレーションをしながら弾けるようにしました。
ソロ部分の前奏、間奏、後奏もたくさんたくさんレッスンしました。
これで、ようやく合唱の練習でも問題なく弾けるし、リハーサルももうすぐです。
そして、本番は7月初旬。
なんとコロナ前と同じ、町田市民ホールで開催だそうです!
間に合ってよかった!!
伴奏、頑張りたい、と思っている生徒さんは、やっぱりいろんな能力を持っていたほうが絶対ラクだし、有利なので、なんでもコツコツ取り組むことが大事ですよ。
楽譜がひとりで読めて楽しく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンします。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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