ついこの間、お正月だと思っていたのに、もう2月も半ばですね。
冬季オリンピックも開催中で、テレビに釘付けになっています。
4年に渡る準備が、ほんの一瞬で決まってしまう競技って、本当にすごいことですね。
ピアノの発表会やコンクールのために、何ヶ月も準備して、弾くのはたった一回!!
オリンピックもピアノも同じ、一瞬のために長時間の準備・・・
でも、スポーツもピアノもその過程が大切なんですよね。

ずっとピアノを続けて来た大学生さんがお問い合わせを下さいました

受験期はお休みしながらも、ずっとピアノを習い続けて来た金森在住の女子大生のNさんが、体験レッスンにいらして下さいました。

ご希望は、曲をただ弾くだけではなくて、内容を深めたい、ということでしたので、お会いするのを楽しみにしていました。

可愛らしい感じのお嬢さんでした!
お話しを伺うと、しばらくの間は、レッスンから遠ざかっていたとのことでしたので、持ってきていただいたベートーヴェンのソナタ11番の1楽章は、自力で譜読みして弾いていたとのことでした。

初対面のレッスン室で弾くのは、さぞ緊張するだろうと思いましたが、弾き直してもなんでもOKですよ!とお伝えして、早速弾いていただきました。

長い曲だったので、途中まででしたが、自力なのに、とても立派に弾けていて、驚きました。
長い期間、地道にコツコツ練習できていたんだろうなと伺える演奏でした。

せっかくの体験レッスンなので、練習の仕方や曲の解釈のお話しをしました

とりあえず、自力で曲の感じをつかみ、弾き通すことはできているので、その先のお話しをしました。

テクニック的に難しいところは、もちろん片手ずつの練習、それも拍の頭がきちんと鍵盤にハマるように、取り出して反復練習をすること。
メロディ部分とそれ以外の音のバランスは、いつも気にしてよく聴くこと。
転調して行くところなど、変化するところは、よく感じて弾いて行くこと。

などなど。
ベートーヴェンのソナタは、どの曲も壮大で内容が詰まっている音楽なので、やってもやっても終わらない感じですが、少しずつでも、整理して弾いて行けると、かなり本格的な演奏になれそうですね。

Nさん、色々お伝えすると、なるほど!!とうなずいて一生懸命取り組んで下さいましたので、時間があっという間に過ぎてしまいました〜

自分ひとりで練習していると、どうやって練習していいのか、わからなくて煮詰まることは多々ありますね。
ちょっとした手指の動かし方や、楽譜読みのコツがわかると、弾きやすくなったり、音が聴けたりして、ハテナ?が少しずつ解決して行くんですねー。

私も、いまだにレッスンに行くと、自分では気がつかないことを指摘されて、ああ!!そうなんだ!とハッとするのです。

Nさん、満足していただけたでしょうか?

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、体験レッスンを募集しています。
初めて習う方から、経験者の方まで、レベルに応じて丁寧にレッスンします。
幼稚園年中から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
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