新学期が始まりました。
コロナがさらに増えて、年令の低い年代にもじわじわと広がっている、という話を聞くと、とても不安になりますね。
そんな中ですが、今のところ、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、対面レッスンを続けています。
気を一層引き締めて、用心しながら過ごして行くしかありませんね。

アコースティックピアノを買って、成長しました

以前、電子ピアノから、アコースティックピアノに買い替えた小川小6年Kちゃんと、4年のSちゃん姉妹のご紹介をしました。

→アップライトピアノを購入するときは、楽器店で試し弾きをしましょう!

お二人とも、それ以降、新しいピアノで頑張ってきましたが、特にお姉ちゃんのKちゃんは、一曲ずつ、だんだん曲の仕上げ方が上手になってきましたよ。
成長著しい小6Kちゃんのストーリーその1

小6Kちゃん、成長ストーリーその2

出てくるピアノの響きが家とレッスン室で違いがない

家でアコースティックピアノで練習していると、週に一回の教室でのレッスンの時と、ほぼ同じ音色で練習できます。
耳から入ってくる音色も変わらないですし、何より鍵盤のタッチがほとんど同じですので、必然的に「ピアノを弾く」ことに慣れて行く、と思われます。

レッスンでは、楽譜読みが終わると、その曲らしさを出すために、色々な味つけをしていきます。
だんだんクレッシェンドで音を大きくしてみよう、とか反対にだんだん小さくしてみよう、とか、フレーズの終わりは、ドシンと弾かずに、スーッときれいにおさまるように調節して弾こうね、とか、それはもう色々なことをやっていただきます。

アコースティックピアノだと、その作業はしやすいのですが、電子ピアノだと、どのように弾いても、変化をつけづらいのですね。

Kちゃんは、おうちの練習でも、たぶん色々考えながら弾いている

レッスンでは、限られた時間なので、色々なことを言っても、すぐに再現できるわけではありません。
Kちゃんは、あまり口数が多いほうではないのですが、「あー、そうか」と思ったら、あとは家で自分なりに色々試しながら練習して来てくれるようになりました。
そうすると、次のレッスンでは、また違う内容のことをレッスンすることができますね。

そうして、だんだん曲の内容を深めていけるようになっていくのです。

自分が弾きたい曲を選べるようになったね

発表会の曲も、自分で選んだKちゃんなので、私がおすすめするだけではなく、自分で弾きたい曲を選んでみたら?と言ったら、なんとも素敵な曲を見つけてきました♪

平吉毅州作曲の曲集「虹のリズム」より「秋の光に落ち葉が舞って」という、これからの季節にぴったりの曲です。

虹のリズムは、発表会でもよく弾かれる「チューリップのラインダンス」や、「踏まれた猫の逆襲」「真夜中の火祭り」などが有名ですね。

子ども向けの曲集ではありますが、転調がたくさんされたり、ヘミオラといって、拍子の途中で数え方が違ったり、なかなか楽譜読みは一筋縄ではいかない曲が多いのですね。
「秋の光に〜」もなかなか難易度高いので、びっくりして、
「YouTubeでも聴いたの?」と尋ねたら、
「いや、楽譜を見て選んだ」と言ったので、二度びっくり。

Kちゃんは、発表会以降、かなり譜読み力がついてきたので、自分でコツコツ進めることができるようになってきて、私はかなりラクになりました。

まだ、完成はしていませんが、きっと最後まで頑張って素敵な曲に仕上がると思っています。

なにより、自分で色々な曲を探せるようになって、本当にピアノを弾くことを楽しんでいるのだな〜と、これからの成長も楽しみです。

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、体験レッスンを募集しています。
初めての方も、少しずつ進みますので、ご心配されることなく、基礎からわかりやすくレッスンします。
幼稚園年中から、大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
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