大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の発表会で、3回めの出場になる、小川小4年のH ちゃんは、コツコツ型の生徒さんです。
2年生から始めたので、経験が少なめですが、毎日決まった時間に練習を続けられ、またドリルもいっぺんにものすごい量をしてきて、今は低音から高音のかなりの部分を、すぐに読むことができるようになって来ました。
お母さんの話によると、ピアノが上手に弾けるようになりたい‼︎と思っているんだそうです。
あっという間に上手に弾ける早道は残念ながら、ないですね〜
宿題を毎日コツコツ練習するのが、結局は一番の早道なんですね。
発表会にはギロックを2曲選びました
そのHちゃんは、今回アメリカの作曲家、ギロックの曲を2曲弾くことになりました。
1曲めは、「フラメンコ」
そう、スペインの踊りです。
真っ黒なスーツを着た男性や、髪をキュッと結ってメイクをバッチリして、すそがフレアーになったドレスを着て、ハイヒールを履いた女性が激しく踊る、あのフラメンコですね。
ギロックの「フラメンコ」も、その激しい感じを出して弾きたいですね。
8分の3拍子ですが、1小節を1拍に取って行き、どんどん進む感じに弾くのです。
マゴマゴしているわけにはいきません!
Hちゃん、最初は目を白黒していましたが、今はかなり動きを把握できるようになって、よかった〜
1拍めをしっかり打つと、フラメンコのリズムっぽく弾けるよ、とアドバイスしたら、リズミカルになって、カッコよく弾けるようになりました。
真ん中の部分は、少しじれったい雰囲気になるので、テンポがゆっくりになるのですね。
想像できるかなあ〜?
2曲めは、「夢でダンスを」という曲です。
曲名どおり、「フラメンコ」とは真逆のゆったり夢見る雰囲気の曲です。
同じ3拍子ですが、メロディもゆったり、そしてオシャレな響きに彩られています。
ペダルで響きを豊かに作って行くので、「フラメンコ」との対比を楽しめるといいと思っています。
ペダルの踏み方が、汚い響きにならないように踏むのは、とても難しいね。
ギロックは、色々な雰囲気の曲があるから、それを楽しんで
ギロックの作品は、「フラメンコ」のような激しい感じの曲、「夢でダンスを」のようなゆったりした曲、古典的なスタイルの曲、または現代的な響きのある曲、など色々なタイプがあります。
Hちゃんも、せっかく違うタイプの曲を選んだのだから、どちらの曲も思いっきり表現して、楽しんでもらえるといいなぁ‼︎
基礎を大切に、弾きたい曲を楽しく、曲の雰囲気を大事に弾けるよう、丁寧にレッスンします。
幼稚園年中から大人の方まで、お気軽にお問い合わせください。
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