成長著しい小6Kちゃんのストーリーその1

新年度が始まりました。
桜も終わってしまいましたが、新しい学年に入って、ドキドキワクワクしている生徒さんがいっぱいいることと思います。
みんな張り切って頑張ってね！

さて、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の生徒さんご紹介の第四弾は・・・
前回ご紹介した小4のSちゃんのお姉ちゃんの小6のKちゃんです。
Sちゃん、Kちゃん姉妹は、一昨年、新品のアップライトピアノを買っていただきました。

⇒アップライトピアノを購入するときは、楽器店で試し弾きをしましょう！

2人で、立派なピアノで練習できてよかったね！

Kちゃんのストーリー

Kちゃんは、幼稚園の頃からレッスンに通って来てくれています。
ものすごく一生懸命、ではないけれど、でもレッスンには真面目に通って来てくれていました。
コツコツ進めたおかげで、最初は、「ピアノひけるよジュニア」そして「ピアノの練習ABC」や「ブルクミュラー25の練習曲」などを、ひととおり進めることができました。

⇒『ピアノの練習ABC』〜美しいメロディがチェルニーよりおすすめ！

⇒定番中の定番、ブルクミュラー25の練習曲は、ピアノを習っている人の目標です‼︎

楽譜を読むことは、以前に比べたらずいぶん力がついてきた、と思っています。
昨年のホールが使えなくなったまぼろしの発表会では、かねてより念願だった、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を弾くことができました！！

⇒ずーっと憧れてた「エリーゼのために」を練習中の小4Kちゃん

ホールで弾けなくて、とっても残念だったけど、YouTubeにも残せたし、達成感はあったように思います。

エリーゼが終わってしまったら、どうも抜け殻になってしまったようで・・・
お母さんから、「最近、モチベーションが上がらなくて、練習もあんまりしなくて、適当なんです」というお話しを聞きました。

そっかー、抜け殻になっちゃったんだね。
曲は星の数ほどあるんだけど、「コレだ！！」と思う曲に出会えなくなっちゃったんだね。

エリーゼのために、はあまりにも有名で、何故かうちのピアノ教室でも、子供から大人まで大人気なんですよね。
何がそんなに惹きつけるのか？あの出だしのメロディなのか？
みんなそのレベルに達してなくても、必死で練習する魔法の曲なんですよね〜
(この曲については、また機会を見て書いてみたいと思います。)

だけど、Kちゃんは、その反動が出てしまったのかもしれませんね。

Kちゃんの好みの曲は動きのある活発な曲

エリーゼのために、はしっとりした部分もありますが、Kちゃんは、速くて動きのある活発な曲がお好みです。
なので、平吉毅州作曲の「真夜中の火祭り」を弾くことにしたら、ハマりました〜

平吉作品は、和音とリズムが独特なので、楽譜が読めなければ弾くことができません。
疾風怒濤に弾くには、テクニックもつけないと無理ですね。
練習曲で、それらを習得できることが理想ですが、モチベーションを上げるために、弾きたい曲をある程度のレベルまで弾けるようにすることも、方法のひとつなのかもしれません。

Kちゃん、真夜中の火祭りでモチベーション回復してきたようです。

長くなりましたので、次回は発表会に弾くバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」に挑戦するKちゃんの様子をお伝えします。