前回のブログでは、梅雨真っ盛りと書いたのに、史上最速で梅雨が明けてしまいました。
まだまだ1学期は終わらないのに、もう夏休みみたいなジリジリした陽射しが痛いくらいです。
この頃のお天気は境目がなく、いつも体調に気をつけないといけないので、大変です。

7月の初めに、中学校の合唱コンクールがあります

近隣の南成瀬中学では、コロナ以前は、外のホールで合唱の発表会を行なっていたそうですが、今は体育館で、課題曲と自由曲を発表することになっているそうです。

伴奏のオーディションはなくて、先生から「弾いて」と頼まれた中1のHちゃん。
発表会後から練習を始めました。

レッスンの時に、楽譜を持ってきてもらいました。
「My Own Road」という曲です。
1番、2番と歌うと結構な長さです。

いつから合唱の練習を始めるのかがわからないので、いつでも弾けるように準備をしておかないといけません。

普段のレッスンだったら、自分のスケジュールに合わせて、のんびり譜読みをしてゆっくり仕上げても、自分がよければそれでよいのですが、伴奏に限っては、そんな悠長なことは言っていられません!

本番の日は決まっているし、それまでにクラスで練習をするためには、伴奏が最後までスラスラ弾けないと、伴奏の意味がありません。

中学に入学したばかりで、今までとは全然違う生活になったところで、伴奏を引き受けたので、なかなか大変な環境ですが、とにかく、せっかく引き受けたからには、空き時間はすべてピアノの練習に当てないと間に合わないよ!と激励したのでした。

すごい勢いで譜読みを頑張りました

本番までに何回レッスンできるかを数えて、合唱の練習を始めるだろう日程をにらんで、譜読みを始めました。

Hちゃん、部活や塾に行きながら、練習時間をやりくりして、すごい勢いで譜読みを頑張りました〜
うーん、やればできるね!!

なにしろ、譜読みが終わってもそれで終わりではないですからねー!

うたが主役そのサポートが伴奏

ソロの曲と違うのは、あくまでも合唱が主役だ、ということなんですね。
歌いやすいように弾くことができるか?が一番大事です。

ソロの曲の場合、メロディラインを際立たせて、できるだけ大きなはっきりした音で弾き、伴奏部分は、それを邪魔しない音量で調節して弾きます。
ですが、合唱の伴奏の場合には、メロディラインは、合唱が受け持ちます。
伴奏でもメロディは弾きますが、どちらかというと、支えになる左手のバスラインを大きくしっかり支えるように弾いたほうが、歌いやすくなりますね。

いつも例えると、大きなお皿に乗せたほうが、食べ物はしっかり盛り付けられるよね、大きなお皿って、バスラインのことなんだよ、ということです。
普段は、あまり出さないようにして、と言っている場所なので、つい小さめに縮こまって弾きがちになりますが、大人数の歌声をひとりで支えるわけなので、あまりうじうじと調節したような音量では、響かないんですよね。

それから、もうひとつ大事なことは、「止まらない」ことです。
これが、かなりのプレッシャーになりますね〜

歌は、伴奏の都合などはお構いなしに歌ってしまいますから、
「ちょっとここ難しいから、ゆっくり歌って〜」とか
「ここ大変だから、止まっていい?」
は通用しないんです。

最後の追い込み

今週は、本番までの最終週なので、学校でも授業1時間分を毎日、合唱の練習にあてているそうです。
Hちゃん、すっかり歌に合わせて、テンポも上げて弾けるようになったので、クラスの練習に貢献できているみたいです。

時々、あっ大変!!とアクシデントが起こりそうになったりもするのですが、何食わぬ顔で弾き直しもせずに、どんどん進めていけるようにもなりました。

小学生のころは、正直に弾き直しをしたり、止まったりしていたのに、良い意味で誤魔化せるようになって、成長したな〜と思いました。

いやー頑張りましたねー!!間に合ってよかったねー!
本番は、土曜日です。
思いっきり楽しんで頑張って欲しいです。

追記

本番では、歌も伴奏も頑張ったようで、優秀賞(2位)をいただいたそうです。良かったね!

https://youtu.be/Ewj07KukgtQ

 

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幼稚園年中から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
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