小学校の卒業式も終わりました。
今年は、桜の開花が早くて、卒業式に桜が咲きましたね!
当教室には、6年生はいませんが、別れと新しい出会いの季節ですね~
さて、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の最近の生徒さんご紹介の第三弾は・・・
前回のIくんと同級生のSちゃんです。
ギロックの雨の日のふんすいが弾きたいな
私がSちゃんに候補の曲をいくつかあげた中に、定番人気曲のギロックの「雨の日のふんすい」がありました。
必ず誰かがやりたーい、と憧れる曲です。
手を交差させる、全体にペダルを踏む、音域が広い、と「レベル高く弾けた感満載」のカッコいい曲ですよね!
↑この手の交差、ペダル、広い音域、どれもやったことがなかったSちゃん。
弾きたいけど、本当に弾けるようになるんだろうか?と少々引っ込んだ考えで、迷っていました。
どの曲を選んでも大変なら、弾きたい曲にチャレンジしてみて
一年に一度の大舞台。
しかも昨年はコロナで中止になり、大々的なステージは本当に貴重な場ですね。
それに向かってチャレンジすることは、すごく大きな成長につながります。
候補にあげた曲は、どれも簡単に弾けてしまう曲ではありません。
苦労するなら、自分がチャレンジしたい曲にしてみれば?と言ったら、
「がんばる~」と決心できたSちゃんなのでした。
やり出したはいいけれど、やっぱり難しい!!
ちょっと音域の広い音符を読むのに時間がかかるSちゃんですが、この雨の日のふんすいは、同じ音型で登ったり降りたりするので、コツがつかめたら、楽譜読みは、なんとかクリアできました~少しずつですが。
昨年だったら、途中で投げ出していたかもしれませんが、今年は違いましたね!
真面目にコツコツ頑張ることができました!!
ギロックは、ちょっと変わった響きなどがあり、和音も普通のドミソなどのオーソドックスなものではなかったりするので、読むのが大変なんです。
でも、そこがおしゃれでステキなんですよね!
チューリップのラインダンスのIくんもそうでしたが、未知の世界に足を踏み入れたって感じです。
最後まで弾けたら今度は想像してみよう!!
最初から最後まで遠せるようになったら、そこからはいろんなことを想像してみたいですね。
左手が交差して、高い音を弾きますが、それは水しぶきがはねてる感じかな?
途中で、低ーい音域から高い音域まで一気に駆け上がり、そこで少し行き来してから、また低い音域に下がって行くところがありますが、噴水がバーッと勢いよく噴き上げるようなつもりで弾くと素敵かな?
終わりのほうになると、いろんな響きの和音がたくさん出てくるけど、そこの響きの違いをよく聴いてみると面白いね。
などなど。
正解はひとつではありません。
そういうことを考えることは、とても面白いし、考えて弾くと、そのように聴こえてくるものです。
発表会で用意する曲だからこそ、同じ曲を深く掘り下げて仕上げて行くことの素晴らしさを味わってほしいです。
あと1ヶ月、熟成させられる期間が楽しみです。
基礎を大切に、自力で楽譜が読めて楽しく弾けるように、丁寧にレッスンします。
幼稚園年中から大人の方まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
体験レッスンのお申込みはこちら