9月に入ると、お天気が安定せずに、雨ばかり降っていますね。
気温の上がり下がりが激しくて、体調管理が難しいです。
コロナも相変わらず先が読めずに、気分もどんよりしてしまいますが、なんとかレッスンは続けていますよ。
タイトルのとおりピアノの先生はピアノを弾かなくっちゃ!!
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)に在籍している生徒さんたちは、幼児ちゃんから、大人の年令の高めの方までいらっしゃいます。
みなさんそれぞれ、色々なバックボーンがありますが、当たり前ですが、みんなピアノが弾けるようになりたい!!と思って通って来てくれています。
その生徒さんたちに、私も演奏を頑張っているよ、という姿をどこかで見ていて欲しい、と思っていて、練習を続けています。
難しくてよくわからない、と思っていたバロック音楽
ここ数年は、バロック音楽に取り組んでいます。
「バロック音楽」ってどんな音楽ですか?
もちろん、学生時代も弾いていましたが、だいたい試験だから、とか先生から宿題、と出されたから、とか、義務感でやっていました。
1600年代とか1700年代の音楽って、いわゆるポリフォニーと言って、違う声部が合わさった音楽なのですが、楽譜に書いてある情報も少ないし、装飾音の弾き方も難しいし、はっきり言って「あんまりよくわからない」音楽だとずっと思っていました。
卒業してからも、積極的に取り組むということもなく、他の時代の曲も限りなくあるので、そちらに目が向いていた、といったところでした。
数年前に、バッハの弾き合い会に参加して、そこから少しずつ取り組み始めました。
弾き始めると、特に左手の動きが納得できるまでが大変なのですが、はまって来ると、なかなかこの音楽、良い感じだわ〜と思えるようになりました。
こんな年になってから、ようやく・・・です(苦笑)
バッハのインベンションのやり直し
最近では、バッハのインベンションに改めて取り組んでいます。
インベンションは、小学生の時にやっていましたが、その当時のことは、ほとんど記憶になく、そのあとは、同じバッハの作品でも、平均律や、組曲などを弾く機会はありましたが、インベンションにじっくり取り組む機会はなかったのです。
生徒さんたちには、バロック音楽は少しだけ取り組む機会を持っていますが、やはりレッスンをして行く上でも、自分が納得して取り組んで行くことが大事かな、と思うようになりまして、15曲ありますが、少しずつ弾いています。
それぞれの曲の紙面上のレクチャーは、何度か受けたことがあったのですが、やはり実際に自分で弾いてみると、小学生の時には、まったく感じなかった生き生きした音楽を感じることができて、つくづく改めてバッハは偉大だなあ!と思った次第です。
1番のハ長調から始まり、二度ずつ上がって最後の15番ロ短調まで、調性によって、音楽の性格も変わり、1曲が2ページの短い曲の中に、すごく色々なものが詰まっていることが、今回は感じることができました〜
来月、チェンバロを弾くことになりました
そのバッハの時代に弾かれていたチェンバロ。
何度か弾く機会があったのですが、最初は鍵盤のタッチが現代ピアノとはまるで違い、そして鍵盤の数も違い、鍵盤がエレクトーンのように、2段になっていたりとビックリすることばかり。
恐る恐る弾いてみると、音色がなんとも言えず、レトロな雰囲気を醸し出していて、タイムスリップする感覚です。
本当に弾く機会がほとんどないのですが、なんと新宿初台のオペラシティ近江楽堂という、プロのコンサートをする場所で、弾く機会を持てることになりました!!
近江楽堂は、残念ながら、今年まででクローズすることが決まっているそうで、こんな機会は、本当に最初で最後なんですね〜
だから、せっかくの機会に、少しでも納得できる演奏ができるように、普段は自宅のグランドピアノですが、練習を続けていこうと思っているのです。
初めてピアノを習う方から、一旦やめてまた習いたい方、本格的に取り組みたい方まで、幅広くレッスンしています。
幼稚園年中から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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