先月のブログで、クリスマス会で、私が相手ではなく、姉妹、親子、友人同士で連弾をする、とご紹介しました。
クリスマス会では、姉妹、親子、友人で連弾をします!
目下、みなさんそれぞれが練習中です。
特に、セコンド(ピアノの左側に座り、主に伴奏形を弾くことが多い)を生徒さんが弾くことは、ほとんどないので、セコンドの担当になった生徒さんは、楽譜とにらめっこして、頑張っています。
やっぱりセコンドのほうが、音符の数がプリモ(ピアノの右側)より断然多いので、読むのも弾くのも負担が大きいです。
しかも、時々メロディラインが来たりするので、メロディのときと、伴奏形のときの音量や弾き方を変えないとサマになりません。
今回、そのセコンドを果敢に挑戦する生徒さんは、3人。
ジングルベルを弾く友人ペア
友人同士ペアの小川小4年のHちゃんは、レッスン時間がつながっている同級生の仲良しのM ちゃんと「ジングルベル」を弾きます。
実は、ジングルベルは2通り楽譜があって、ひとつは、セコンドもとても音が少なくて、譜読みもラクで、簡単バージョン。
もうひとつは、セコンドは、和音とバスラインで、音の厚みがある、ちょっと難しめバージョンがありました。
セコンドを弾くHちゃんは、迷わず難しめバージョンを選びましたよ!
「簡単なのよりやりがいがあるから!」ですって。
すごいですね〜(^ ^)
と、はりきって選んだのはいいのですが、スラスラ弾けるようになるまでには、やはり色々と練習しないといけないところもありました。
ですが、Hちゃんは、ひとつずつコツコツ課題を克服して行き、最後まで通せるようになりました。
「最後まで、止まらずに弾けたら、相手のMちゃんにも迷惑かけないで、楽しく弾けるよね!」
と言っていて、泣けます。
あわてんぼうのサンタクロースを弾く親子ペア
親子ペアでセコンドを担当するのは、南つくし野小4年のMちゃん。
お母さんも私がレッスンしているので、本来なら、お母さんがセコンドですが、あえてMちゃんに挑戦してもらうことにしました。
曲は、「あわてんぼうのサンタクロース」です。
こちらも、和音オンパレードで、手があまり大きくないので、音を減らしたりして、動きやすく変えたり工夫しながら、特訓中です。
レッスン中に、私とは合わせていて、ずいぶん形にはなってきました。
けど、長いんですよね。
「セコンドは、大変だけど、プリモは簡単すぎて、物足りないから頑張れてよかった!」
と、これまた健気なMちゃんです。
お母さんとの連弾、楽しみです!
手をたたきましょうとむすんでひらいてを弾く姉妹ペア
姉妹ペアでセコンドを担当するのは、小川小4年のKちゃん。
妹のSちゃんと一緒に、「手をたたきましょう」と「むすんでひらいて」のメドレーを弾きます。
Kちゃんの場合は、和音を弾き続けると、音がどんどん大きくなってしまうので、できるだけ軽く、プリモが弾きやすいように調節する、ということが大事になってきます。
すっかりスラスラ弾けるようになったので、あとは、妹のSちゃんとの共同作業で、メドレーを楽しく仕上げてもらいたいものです。
二人で聴き合う、ってなかなかいつもはない貴重なことですよね。
アンサンブルの楽しさを知ってもらいたい
普段、レッスンで連弾をたくさん取り上げることは、ほとんどありません。
ピアノは、特にひとりで完結してしまう楽器です。
人と「合わせる」経験がなかなかできないのですが、アンサンブルする経験は、音楽をする上でも、日常生活の上でも、自分勝手ではなく、複数人で一つのことを仕上げる貴重な機会になる、と考えています。
それに、理屈抜きで、自分だけの練習している時よりも、合わせて弾くと、「おおー‼︎こんな曲になるのね!」と楽しさ倍増になるんですよね。
今回、誰もが知っているクリスマスにちなんだ曲や、他の曲でも、ノリがよくて楽しい曲は、連弾の楽しさを味わうには、ぴったりだと思っています。
みんな合わせた時のニコニコ顔が、たまりません!
クリスマス会では、今回デビューの初心者ちゃんたちも、連弾で出演します。
来年の発表会に向けて、いいリハーサルになっていると思います。
みんな楽しく頑張りましょう!
基礎から丁寧に、楽譜を自力で読めて、その曲らしく弾けることを目標にしています。
幼稚園年中から大人の方まで、お気軽にご連絡下さい。
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