梅雨入りしたはずですが、ずっと雨はどこかに行ってしまいました。
もうすでに、ギラギラの太陽が容赦なく照りつけて、まるで梅雨明けしてしまったかのような酷暑が続いています。
これから先が思いやられますね。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)に来てくれる生徒さんたちも、「暑いよー」と言いながら、レッスン室に飛び込んできます。
水分補給して、涼しくなってからでないと、レッスンもできないよね。
おうちで練習しましょうって言ってます
体験レッスンで、ピアノを習ったことのない生徒さんの保護者の方に、必ず言うのは、行った先でやったら終わり、というおけいこごと、たとえばスイミングや他のスポーツ系の習いごと、とは違って、ピアノは、必ずおうちで、レッスンをしたことを何度も練習して欲しい、ということです。
ピアノを弾くことは、やはりちょっと難しい作業なので、30分程度のレッスン時間で、全部納得できるようにすることは、無理があるのです。
できれば、毎日、この前レッスンでやって宿題、と言われたところを練習してほしいですね。
なぜ、練習してって言うの?
それはね、人間は忘れてしまう生き物だから、なんです。
忘れることが悪いわけではない
生きていたら、新しい情報がどんどん流れてくるし、新しいお勉強もするし、頭の中は、いっぱいになってしまいますよね。
それに、すごく悲しいことなんかは、忘れなかったらとっても辛くなりますよね。
だから、忘れることも悪いことばかりではないのです。
でもね、ピアノのレッスンは、積み重ねで、できたことを踏まえてさらに新しいことを学んでいくので、今までやってきたことを全部忘れてしまったら、レベルアップできないんです。
宿題になった曲は最後まで仕上げたい
「この曲、弾いてみたいな」
と生徒さんからリクエストされることがあります。
よっぽど無理そうでなければ、できるだけご希望に沿ってやっていただくことにしています。
とっても短い曲以外は、いっぺんに全部みることは、なかなか難しいですね。
半分だけ、とか片手ずつ弾けるようにしよう、とか無理なくできるところまでを宿題にします。
もちろん、事前に何も説明しないわけではなく、家に帰ってもどうしていいかわからなくならないように、レッスンではある程度のヒントを出しています。
レッスンでは、なんか弾けそうだな、と思っても、家で何もしなければ、あっという間にそれらのことは忘れてしまうのです。
レッスンの前の日に慌てて、楽譜を開いても、なんだっけ?!すっかり忘れちゃったな、となってしまい、次のレッスンで、もう一度同じことを繰り返すことになってしまいます。
なかなか進まないし、だんだんテンションが下がってしまいますねー。
悪循環を打ち切るためにも、「あ、なんかちょっとできるようになってきたかな」と思えるように、家で練習を重ねてくれたら、弾きたかった曲が最後まで通せるようになると思います。
練習時間は人それぞれ
そのような「できるようになってきたかな」と思える瞬間は、頑張れば誰でも感じることができます。
ただ、やはりそのように思える時間は、人それぞれで、経験値や曲の難易度によってもかなり違います。
目標によっても違ってきます。
どうしても、毎日の練習が難しいと思う人は、ポイントを絞って、ここだけでいいから練習してみる、5分だけでもいいから練習する、でもいいと思います。
何もしないよりは、定着度が違ってきます。
私は、スモールステップで、「次のレッスンまでには、ここまで弾けるようにしよう」とか「次のレッスンで、マルがもらえるように頑張ってきてね」とか目標を言うことにしています。
やっぱり達成感がないと、続けられないですものね。
小さな目標でもいいので、できることを増やしていきたいです。
自力で楽譜が読めて、楽しく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンしています。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は横浜線成瀬駅です。
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