3月は、冬と春が交互にやって来ます。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の生徒さんたちも、花粉症で目がかゆかったり、鼻が詰まっている人がいますよ。
私もマスクして、目薬さしてレッスンしています(笑)
発表会の曲を練習中
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)のどの生徒さんも、先月から発表会で弾く曲に取り組んでいます。
自分で選んだ曲ですが、長く取り組むので、ちょっと背伸びしている曲に挑戦している生徒さんもいます。
小2のRちゃんも、グルリット作曲の「おまつり」という曲に挑戦しています。
グルリットのおまつり、という曲は、右手が16分音符が多くあり、左手は8分音符で進んでいきます。
私と一緒に、最初に楽譜を全部見渡して、同じメロディはどこかな、全然違う部分はどこかな、と調べました。
次に、片手ずつ練習しました。
Rちゃんは、今まで16分音符がたくさん並んだ曲は、ほとんど弾いたことがありません。
なので、右手は、音符がいっぱい!とビックリしていました。
左手は、わりとパターンが決まっているので、順調に進めました。
さあ、それでは両手を合わせてみようね!
どうしていいかわからなくなった!!
最初の2小節だけでいいから、試しに両手で弾いてごらん?と言ったのですが・・
予想を超える固まり方で、こちらがビックリ!!
頭では、ひとつずつのことはわかったけど、両手が全然違う動きだから、どうして合わせていいか、頭が真っ白になっちゃったみたいです。
すっかりテンションが下がってしまったので、そのあとのレッスンでは、おうちでどうやったら両手を合わすことができるようになるのか、を説明しました。
いっぺんに何小節もこなすのは絶対無理だから、まずは超絶ゆっくりにして、2小節できるように頑張ってね、と言って終わりました。
お母さんに報告
こりゃあ、ちょっといろんなフォローが必要だな、と思って、すぐにお母さんに現状報告をしました。
お母さんからの返信では、レッスンでどうしていいかわからなくて、泣きそうになった、との報告が!!
それは大変!と思って、すぐにできないのはよくあることだから、諦めないで、毎日少しずつ2小節が無理だったら、1小節でもいいからゆっくり弾いてみてね、一回でもできたら、そっかーって納得できるからね、と返しました。
2回めのレッスンでは
2回めのレッスンの前に、お母さんにこっそり、進捗状況を聞いてみました。
少しずつ進めて、最初のワンブロックはずいぶん両手でスラスラ弾けるようになっている、とのこと。
頑張ったのねー!!
Rちゃん、ドラえもんの映画を見て、今回は音楽がテーマだったようで、音楽って素晴らしい!ピアノ頑張るって思ったそうです。
す、素晴らしい!!えらいなー!
そして、レッスンでは・・・
まだちょっと心配そうだけど、明らかにまごまごしてなくて、ちゃんと左右の違いが弾きわけられていました〜
お母さんと、同じところが何回弾けるか?ゲームみたいにカウントして練習したそうです。
お母さん、ご協力ありがとうございます。
「おまつり」は、同じパターンが多いので、ひとかたまりが弾けると、どんどん弾ける場所が増えていきます。
よーし、ここが弾けたから、じゃあ今度はこっちも弾いてみて、とどんどん進めました。
そして、一番難しい真ん中の部分だけ残りました。
私は、すぐに食べ物にたとえるのですが、おまんじゅうにあんこがなかったり、サンドイッチの具がないなんて、全然美味しくないよね、中身は少ないけど、ないとガッカリするから、この一度しか出てこない真ん中の部分は、絶対上手に弾いて欲しいんだよ、と説明しました。
Rちゃん、おうちでも真ん中の部分に挑戦してみたけど、全然うまく弾けなかった、わけがわからなかったって言いました。
なので、またまたちょっぴりずつ片手ずつに分けて復習して、両手は1小節だけ、という練習方法で、そろそろと進めました。
ちょっとずつ、あ、そうかーみたいな感じになり、へとへとになって、レッスンが終わりました。
「この前より楽しかった!でも疲れたー」
無理もないよね。
でも、めちゃくちゃ笑顔になって、よかった〜
この調子なら、最後まで通して弾ける日も遠くなさそうです。
すごい頑張り、驚きました。やったね!!
初めて習う人も、自力で楽譜が読めて楽しく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンします。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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