大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の生徒さんたちは、みんな発表会の曲に取り組んでいます。
今日は、小2のKちゃんが、頑張ったことをご紹介します。
習い始めて3年めに入ります
Kちゃんは、お家の事情で、毎日ピアノを練習することができません。
以前は、週末しか練習できませんでしたが、今は週に4日くらいは弾くことができるようになりました。
発表会では、以前から練習していたギロックのアルゼンチンという曲と、昔からみんなが知ってるドレミの歌を弾くことになりました。
アルゼンチンは、短調の曲で、威勢が良くてかっこいいので、気に入って、発表会で弾く〜とリクエストしてくれたので、ずっと弾き続けています。
なので、もうすっかりお馴染みになっているので、特に問題はありません。
問題は、ドレミの歌、なんです。
メロディだけならルンルンだよ
他の生徒さんも同じですが、知ってる曲は弾きたい気持ちも大きいので、右手のメロディはすぐに弾けちゃうんですよねー!
そして、メロディだけでも結構楽しい。
でも、せっかくピアノ習って、両手も弾けるようになったんだから、伴奏もつけて両手で弾けるようにしよう!
ということで、ドソミソという、和音をバラバラにした形を練習しました。
ドソミソだけなら簡単なんですけど、そうはいかない。
ドラファラ、ドシ♭ミシ♭、レラファ♯ラ、色々だねー。
手の形も色々でしょう。指づかいも変わる形もあるよね。
だんだん頭が疲れて来ました。
疲れるから頑張れない!!
少しずつレッスンで説明して、両手に取り組んでみたのですが・・・
途中で、投げ出したくなってしまったようです。
レッスンが中途半端に終わってしまったので、終わってから、両手で弾くのが大変で、できないと思うのなら、メロディだけ弾いて、先生と連弾で弾くこともできるよ、ということを提案しました。
次のレッスンまでに、両手を合わせることに取り組んでみて、そこで決めようね、ということにしました。
やっぱりソロがいい
Kちゃん、色々考えたようです。
やっぱりひとりで弾きたい、と思ったみたいですね。
一週間後にレッスンに来たKちゃん。
自分からいきなり両手で、ドレミの歌を全部弾きました〜
おーーー何があったの?
あとで、おばあちゃんに聞いてみたら、ちょっと頑張って練習してみたら、きっかけがあって、急にわかったみたいで、それからは順調に両手が合うようになった、とのことでした。
できたらうれしくて、何度も練習していたそうです。
この前のRちゃんもそうでしたが、片手ずつ理解していると、合わせた時に、左右違う動きをした時に、頭がパニックになってしまうのですが、ちょっとずつ左右の動きを頭の中で整理できると、ある時に、パッとできるようになるんですねー!
その瞬間を逃さずに、何度も練習したら、だんだん慣れて来て、動きがスムーズになってくるのですね。
レッスン時間は限られているので、どうしてもその場ではうまくできないことは、多々あります。
そこで、投げ出したらそれで終わり。
おうちでイライラしないで、ちょっとずつでいいから、何度も同じ動きを練習してみると、ある時に、カチッとハマる瞬間があります。
子供でも、「できたー」はわかりますから、そこまでが辛抱ですが、そこからは「イケイケ」で頑張れますね!
全部弾けたら今度は上手に弾けるともっといいよね
とりあえずは、最後まで弾けて、大満足、満面の笑みのKちゃん。
頑張ってよかったよねー!
そこまでできたら、今度はメロディの右手がよく聴こえるように、左手の動きをガチャガチャ動かしすぎないように、調節して弾けるともっと上手に聴こえるよ!
それは、かなり難しいことだから、またまたすぐにはできないけど、これから少しずつ頑張って行こうね。
「できない」が乗り越えられてホッとしました。
初めて習うお子様にも、楽譜が読めて楽しく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンします。
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