最高気温35度を越えるような暑さの中、8月9日に、無事、ポプリホール鶴川にて、ホール勉強会が終わりました。
東京都のコロナ感染者数が激増しており、2つの教室の演奏を最後まで聴き合うことにしていましたが、前日に、急遽教室ごとに入れ替えて、それぞれの教室の演奏だけを聴くことにしました。
人の演奏を聴くことも、大事な勉強ですが、今回に限っては、やはり安全第一に考えたほうがよい、という判断で、とても残念でしたが、そのおかげで、滞在時間は大幅に縮小されました。

時間も限られた中、ぶっつけ本番でした

いつもは、別の時間にリハーサルをゆっくり取り、心の準備もしっかりして、舞台袖から出るのですが、今回は客席からいきなり舞台に上がり、弾き出さねばならないので、とても怖かったと思います。
レッスン室の中で、ああやってこうやって、とお辞儀の練習などもしましたが、大きな舞台では、お辞儀ひとつとっても、どこに立つの?となりますね。
トップバッターの年長Rちゃんも、ドキドキが体中から飛び出ていました。
でも、弾き出したらいつもと同じように立派に弾けましたよ!スゴイ!

次々とぶっつけ本番演奏は続きましたが、みんな真剣そのもの。
とっても集中して弾いていて、胸がいっぱいになりました。

(代表して、2人の生徒さんの演奏の録画をお送りします。)

 

今回、ちょっと危ない!となる場所があったりしましたが、少し弾き直しをするくらいで、止まってしまって演奏が行方不明になる、という事故がひとつも起こらず、全員が最後まで弾き切ったのには、驚きました‼️

しかも、今回は勉強会ということで、少しでも舞台に長く立ってもらおうと、曲を二度弾くことにしたのでした。
これは、小さい子は、集中するのが大変ですし、大きい子は、曲が長いので、二度同じように通すことは、なかなか骨の折れることです。
時間短縮のために、一度舞台に上がったら、そのまま二度通すのです。
大丈夫かな?と思ったのですが、みんなちゃんと二度弾き切れました。

子供の持っている力って、本当にスゴイ!

本番で、結構みんな良い演奏ができましたが、それまでのレッスンでは、順調には程遠いことも、実はたくさんあったのでした。

・いつまでたっても、片手ずつしか弾けません。
・弾けるようになったけど、速さが定まらずに、ふらふらした頼りない弾き方になってしまいます。
・速すぎて、細かい音がよく聴こえません。
・なんだか全体的に疲れていて、元気が出なくて、小さい音でヘナヘナと弾いてしまいます。

などなど。
私がいくら頑張っても、生徒さんたちが、自分で課題を克服してくれないと、良い演奏にはならないですね。

大人は先を見据えて、計算して準備する、ということが経験上できますが、子供はなかなかそういうことがわかりません。
レッスンのたびに、レッスン室の壁に貼ってあるカレンダーを見てもらって、今は○日、本番まであと何回レッスンがあるのかな?と確認してもらいました。
「えー!もうすぐだ!」と改めて思った生徒さん。
「大丈夫?」って思っちゃうよ。

それが、本番が一番良く弾けたり、間違えても冷静に先に進めたり、大人のほうが頭が真っ白になるような場面でも、すごい集中力で、乗り切ったのです。
大丈夫?なんて思って、ごめんね。

子供のほうが、よっぽど適応力も順応力もありますね〜
恐れ入りました。

でも、やっぱり毎日の地道な練習が、本番でもモノを言うのは間違いないですね!
これからも、コツコツと毎日の練習を積み重ねて、次の発表会では、もっと素晴らしい演奏ができるように、みんな頑張りましょう〜

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