対面のリアルレッスンができなくなってから、2週間が経ちました。
発表会の曲を、ただ練習しているだけでは、モチベーションが上がりませんので、できれば週に一度は、発表会の曲を録画して送って下さいね!とお願いしておきました。
保護者の方には、色々お手間を取らせていると思うのですが、みなさん、タイミングを見て次々に送ってくれて、うれしい限りです。
その前に椅子の位置と高さが‼︎そして足台の用意も
驚いたのは、ほとんどの生徒さんの椅子に座る位置が、ものすごくピアノに近いところに座っていることでした。
よく考えたら、いつものリアルレッスンの時には、私が椅子の高さや椅子の位置、身長の低い子には、合ったサイズの足台をセットしてあげていました。
発表会前には、椅子の高さを自分で変える練習はしていましたが、椅子の位置については、改めて教えることはなかったんですね。
きちんと伝えられていなかったことを、すごく反省しました。
コロナで、いつものレッスンができなくなって、とっても残念だけど、そのおかげで家でどのように弾いているかを見ることができて、本当によかったと思っています。
昨年の発表会の様子です。椅子の深く腰かけていなくて、足もちゃんと台の上に置けているし、
腕が、きゅうくつに折れたりしないで、自然に曲がっていますね。
この椅子の位置と高さと腕の角度が弾きやすいですね。
家でも、横から見て、姿勢よく弾けているか、いつもチェックできるといいです。
良い姿勢でピアノを弾くことは、上手な演奏につながります
録画をしよう、と思うだけでも、いつもと違う緊張感がありますね。
それだけで、体がカチカチになってしまっている生徒さん。
それなのに、椅子が前の方に置いていると、腕が伸ばせなくて、窮屈な角度で、無理やり弾くと、余計に体に無駄な力が入ってしまうのです。
あれ、なんか弾きにくいかな?でも録画しているから、頑張って弾かなきゃ!
あーあ、全然思ってたように弾けなかったよ!という表情の生徒さんや、弾き終わってから、なんとも言えないお顔で、写しているお母さんのほうを向いている生徒さんもいました。
本当におつかれさまでした。
頑張って撮ってくれて、本当にありがとう。
思ったとおりに弾けなかったのは、緊張しただけではないと思います。
まず、自分が思っているより椅子を後ろに引いてみて下さい。
それから、椅子には、深く腰かけないで、3分の2くらいの位置にお尻を乗せて下さい。
座ったら、太ももから自然に足が床に90度下に置けるように座ります。
それで、鍵盤の上に手を乗せてみて下さい。
その時に、腕が下がるようでしたら、椅子が低いので、腕が床と平行になる高さに調節して下さい。
椅子の高さが決まったら、鍵盤の上に手を乗せたまま、ぐるっと腕を回してみて下さい。
その時に、きゅうくつだなあ、と思ったら、まだ椅子が鍵盤に近すぎるのです。
いい位置に座れましたか?
また、小さい生徒さんは、足が床につかなければ、足台を使うことをおすすめします。
専用の足台でなくても、高さが色々なお手持ちの台を使っていただいても構いません。
足が空中でぶらぶらしていると、バランスが取れないので、小さい体がピアノの前でゆらゆらしてしまいますね。
足をしっかり着地できると、体が安定して弾きやすくなります。
大丈夫と思ったら、ゆったりした気持ちで深呼吸。
弾き出す前には、頭の中で弾く曲の拍を2小節くらいカウントしてみます。
それからいよいよ弾き出してみます。
たくさん練習したはずですから、もう暗譜もできているでしょうし、曲の拍子を感じながら、自分が出した音をよく聴いて進んで行ってみてね。
2度めに送ってくれた生徒さん、姿勢もよくなって、ちょっと落ち着いて弾けるようになって来ましたよ!やったね!
引き続き、また録画を送ってね。待ってます‼︎
自分で楽譜が読めて、楽しく弾けるよう基礎から丁寧にご指導致します。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
幼稚園年中から大人の方まで、無料体験レッスンのお申込みはこちら