オンラインレッスンの準備をすすめています

非常事態宣言が、東京都に出されましたので、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の対面リアルレッスンはお休みにしています。

学校も5月6日まで、休校が決まっています。
今は、「stay home 」で、みなさんがおうちにいましょう、ということで、我慢我慢ですね。

でも、ニュースを見ていると、全然事態がよくなっているようには見えません。
長期戦を覚悟しないといけないような気がします。
リアルレッスンに勝るものはないですが、対策を考えないといけないと思いました。

オンラインレッスンの準備、その前に

我が家のレッスン室は、完全防音室なのですが、以前から電波が入らなくて、ドアを閉めると、まるで電子機器は使えない状態でした。
ルーターが、真上の部屋にあるからなのか、それではオンラインレッスンなどできるはずがありません。

色々調べた結果、中継機というものを取りつけるといい、ということがわかり、早速防音室を出たすぐの場所に取りつけました。
そして、テストしてみたら、ドアを閉めても、ちゃんと電波が入り、無事に使えることになりました。万歳‼︎

生徒さんたちとテスト中

オンラインレッスンを希望して下さった生徒さんに、お互いに音声がどのように聴こえるのか、またスマホをどこに置いたらピアノ鍵盤がよく見えるのか、をチェックしています。

個々のおうちのWi-Fi環境も様々です。
持っているスマホによって、「ラインビデオ通話」と「フェイスタイム」で試しています。

ソナチネを弾いているMちゃんとは、お試しと言いながら、ラインビデオ通話で、普通にレッスンしてしまいました。
環境が良いと、普通にリアルにレッスンしているのと、錯覚してしまうくらい自然にできました。

ギロックを弾いているRちゃんとも、ラインビデオ通話でお話ししてみましたが、ほぼ普通にお話しも演奏も聴けましたが、時々ひずみが出たりしました。
でも、実際になかなか会えない中、じゅうぶんにコミュニケーションは取れることがわかりました。
オンライン越しだと、いつもと違うので、幼児ちゃんは、不思議そうでした(笑)

リアルレッスンとは違う工夫が必要ですね

テストでは、発表会の曲を聴かせていただいているので、ほとんど出来上がった曲なので、指示も通りやすいですが、新しい曲を最初から読む、などをする場合には、相手にわかるように、楽譜を開いて、場所を指したりしないと、わかりにくいと思いますし、集中力も、リアルレッスンより途切れがちになると思われますので、いつもは、時間が足りなくてあまりやれない、ソルフェージュなどを取り入れると、嗜好が変わっていいかもしれません。
教える側の工夫が大事になって来ると思います。

色々、手を変え品を変え、ですね。

動画のやりとりもいいかもしれません

Wi-Fi環境が良いおうちばかりとは限りませんし、もともとオンラインレッスンを希望されない方もいらっしゃいます。

そのような方には、生徒さんからの動画を送っていただいて、その感想をラインで送ったり、動画でお返ししたりもできると思っています。

要は、せっかく続けて来たピアノレッスンを、途切れないでできるだけ継続していただければ、いつかできるリアルレッスンで、また楽しく音楽できると思うのです。

私も、ネットや電子機器のことは、とても疎くて、使いこなせてないことがたくさんあるのですが、自分でできる範囲で、なんとかレッスンを続けて行きたいと考えています。