一足早く春が来たかのような陽気が続いています。
ですが、インフルエンザやコロナや溶連菌などの流行り病も、猛威をふるっているようです。
春一番が吹いて、いやーな花粉も飛び始めました。
みなさん体調管理にじゅうぶん気をつけて下さいね。
今日は、表題にあるように、小6の壁と中2の壁についてお話ししてみたいと思います。
新しい学年に上がるタイミングで、習いごとを見直す
ピアノ弾けたらいいなあ、と思って通って来てくれている生徒さん。
楽しくレッスンを続けてくれている間はいいのですが、やはり学年が上がるにつれて、生活面や勉強面で、色々変化が出て来ます。
小学校卒業して、中学生になると、生活がかなり変わります。
部活が占める割合がすごく高くなって、勉強の量も増えたりします。
新しい環境に馴染むまで時間がかかる人もいるでしょう。
そのようなきっかけがあると、ピアノ教室を卒業する人が出てきます。
また、それを乗り越えて、レッスンを頑張ってくれる生徒さんもいて、こちらもできるだけ続けられるように協力はします。
思春期は、色々モヤモヤすることも多いでしょうから、ピアノ弾いて気分転換になるなら、楽しんで欲しいとも思ってます。
ですが、中2くらいになると、塾に行って、さらに時間が無くなって行く生徒さんが増えます。
そこで卒業する選択をするようです。
ずっと続けることは、やはり結構難しいですね。
やめたら何も残らない?!ではもったいない
レッスンを卒業することに関しては、仕方がないことだと思っていますが、それまで長い期間、通ってくれている生徒さんが、やめたら楽譜も読めないし、全然弾けなくなっちゃったわ!!になってしまうのは、本当に残念なことです。
卒業したあとでも、たまにはお家でピアノを弾きたいな、と思うこともあるでしょう。
何かがキッカケで、弾いてみたい、と思う機会だってあるはずです。
そんな時に、「昔とった杵柄」で楽しめたらすごくいいですよね!
それには、やはり楽譜をきちんと読めることが一番大事だと思っています。
楽譜を読むって具体的にどういうこと?
よく「楽譜を読む」と言いますが、具体的にはどういうことなんでしょうか?
⭐️音符が読める→これは当たり前かな
⭐️リズムがわかる→これ、結構大変かもしれません。
⭐️全体像がわかる→最初から最後までがどんな曲なのか、がわかる
⭐️両手になったら弾きにくそうなところを探せる
この中で、結構大変だな、と思うのは、実は音符を読むことよりも、リズムがわかることかもしれません。
リズムは、長い音符が分割されて行くのですが、色々な組み合わせがあるし、タイで伸ばしたりすると、きちんと数えないと狂ってきたり、はたまた細かく分割されたら、慌てるとどんどん速くなったりしますので、きちんと拍を感じてリズムを読んで行くって結構大変だと思うのです。
そういうもろもろのこと全部が読めて、はじめて「譜読みができる」ことになるのです。
一朝一夕にできることではありません。
しかも、適当なあやふやな知識では身につかないことですね。
逆に言うと、大変だけれど、それを身につけられたら、レッスンに行けなくなってもある程度自分で、楽譜を見て、どんな曲かな、ということがわかるようになります。
私は、できるだけレッスン卒業しても、「自力で」楽譜が読めてある程度楽しんで弾ける力をつけて欲しい、それが身につくレッスンをしようと心がけています。
小さいお子様でも、自分で楽譜が読めて楽しく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンします。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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