コロナがずいぶん収まって来ています。
まだまだ油断はできないと思いますが、少しずつ日常生活も動きが出て来たように思います。
学区の小川小学校でも、12月に延期になっていた6年生の修学旅行に行けるようになったそうです。
行事も今までは、延期や縮小が続いていたので、本当によかったですね!

小学生の生徒さんは、スケール・カデンツに挑戦中

ピアノを弾く上で、絶対弾けたら有利なことは、スケール(音階)がどこの鍵盤から始めても弾けること。
そして、カデンツ(和音の進行)も弾けたら、鬼に金棒ですね。

簡単そうに思いますが、どっこいこれが大変なんです〜

ドから始まるハ長調から始まり、シャープ♯系はシャープが5つ、フラット♭系はフラット6つまで、ひとつずつ増えて行き、さらに長調と短調がありますので、かけ算したらものすごい数になります。

指づかいも、全部が同じとは行かなくて、調によって変わります。
もうほんっとうに面倒なんですね。

めげそうになりますが、ここをグッとこらえてできるようにしておくと、クラシックの曲はもちろんのこと、みんなが大好きなポピュラーの曲でも、フラットやシャープがたくさんついてくる楽譜もありますから、できるだけ宿題として、少しずつ進めています。

小4のIくんは

コツコツ型のIくんは、この面倒な作業が結構ハマっていて、黙々と取り組んでいます。
今週のレッスンでは、一番難しいフラット6つの変ト長調のスケールとカデンツに取り組み、見事クリアしました。
片手ずつ指づかいに注意して弾き、できたら両手で、と頑張りました^o^やった〜

小6のHちゃん、Kちゃん、中1のMちゃんは

三人とも、少しずつ取り組み、まだ全部の調はクリアできていませんが、指づかいの同じ調をまとめて弾いて、確認しながら進めています。
6年生以降は、楽典(音楽のきまり)のお話も交えながら、ただ弾けたら終わりではなくて、ちゃんと理論的に覚えて弾けるようになって欲しいと思っています。

とにかく楽譜読みを自力で取り組んでもらいたい

なぜ、趣味でやっている生徒さんたちに、こんな面倒なことをしていただいているのか?
それは、一にも二にも、初めて見た楽譜に書いてあることを自力で読んで(読譜)再現できるようになってほしいからです。

私のところにレッスンに来ないと、一曲も弾ける曲がない、という状態だと、忙しくなったりいろんなことで、レッスンに来れなくなったら、せっかく習ってたピアノがまったく弾けなくなってしまいますね。
それは、本当に残念すぎます。

自力で弾いたら、弾き方は、ちょっと残念な感じになるかもしれないけど、とりあえずは自分ひとりで再現できるよ、ということであれば、おうちのスキマ時間にちょっと弾いてみることもできますね。
もちろん、レッスンは続けていただけるほうがいいに決まっていますが、レッスンを卒業しても、ピアノや音楽が好き〜と思っていただければ、こんなうれしいことはありません。

みんなコツコツひとつずつ頑張りましょう〜

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