クラシックをあんまり聴かない人や、日頃、ピアノなんか関係ないよ、というような人でも、絶対知っているベートーヴェンの「エリーゼのために」
私も相当長い間、レッスンをしていますが、今までどれだけの人にこの曲をレッスンしたでしょうか?
今回は、この「エリーゼのために」を色々考えてみたいと思います。
発表会で必ず誰かが弾いている!!
始めたばかりの人は、さすがに選べませんが、小学生も、早い人なら、4年生くらいから、発表会でエリーゼが弾きたい!!という希望を聞きます。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)でも、発表会後のアンケートで、いつか弾いてみたい曲を書いてもらいますが、必ずエリーゼは入っていますね。
大人になってから始めた人も、さわりの最初の部分だけでも弾きたいようで、必死で練習して来て下さいます。
誰でも知っていて、かなり音域も広く、「ピアノ弾いてる」感に浸れるんでしょうね。
そして、ベートーヴェンが作曲しているのも、なんかカッコいい!
しかも、ペダルを全曲に渡って踏むので、ピアニスト気分が味わえます。
まさに趣味でピアノを習う人にとっては、ピアノ曲の王道と言っていい曲です。
エリーゼのためにってどんな曲?
簡単に「エリーゼのために」の曲をご紹介します。
何曲かある「バガテル」=小品、の中のひとつです。
なんと、公に出版された曲ではなく、後に研究者が出版した曲だったのです!
研究者が見つけなければ、この世に出ることはなかったのですね。ビックリ!!
そして、「エリーゼ」という名前の女性はいないというのは有名な話です。
色々な説があるようですね。
やる気がなくなりかけている生徒さんでも、覚醒する魔法の曲
練習することがあまり好きではなく、マンネリに陥っているような生徒さんが、「エリーゼ」を弾くことになると、俄然頑張りだします。
最初のミ♯レミ♯レミシレドラ〜から、耳コピーで、少しは弾けますが、耳コピーだけではすぐに行き詰まってしまいます。
なんとか弾けるようになりたい!!と思ったら、いやでも楽譜をよーく読まないといけないですね。
曲を仕上げるまでには、楽譜に書いてあることを、きちんと読んで、少しずつ納得して練習する、ということをわかってもらう、良い機会になります。
最後まで弾けるようになりたい、と思える曲だからできることですね。
ピアノが大好き!!という生徒さんだと、どんな曲でもコツコツ頑張れたりしますが、面倒くさがりだったり、そこまで思い入れのない生徒さんは、コツコツ練習することが、なかなか難しいのです。
「エリーゼ」は、みなさん、最後まで頑張りますよ!
「エリーゼ」は、誰もが最後まで弾きたーい!!とあこがれる魔法の曲なんですね!
保護者の方も、「エリーゼが弾けるようになったね!」と一目を置かれるのではないでしょうか?
他には、そんな曲、なかなか見当たらないですね。
あこがれの曲がひとりで弾けるようになるように、基礎から丁寧にレッスンします。
幼稚園年中から、大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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