過ごしやすい気温というより、一気に寒くなって来ました。
季節をゆっくり味わう時が少なくなっていますね。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、いつも生徒さんにレッスンをしていますが、自分の演奏も頭をさびつかせないよう、また技術的にも維持できるよう、勉強を続けています。
ここのところ、バッハなどのバロック時代の曲の勉強をたくさんしています。
指づかいが書いてない!
楽譜も、色々な版があるのですが、使うといいですよ、とおすすめされる楽譜には、指づかいがまったく書いてないものがあります。
そういう曲を弾く場合には、楽譜読みをする時に、音やリズムを読むだけでなく、指づかいを考えながら練習します。
色々な指づかいを試しながら、弾きやすくスラスラ弾ける指づかいを探して行きます。
バロック時代の曲は、特に特有のきまりがあったりするので、バロック専門の先生にお伺いすると、私が時々とんでもない間違った指づかいで弾いてることもあり、奥が深くてびっくりします。
生徒さんのレッスンでも指づかいは大事と言い続けています
どの生徒さんにも言っているのは、最初に楽譜を見てどんな曲かな?と練習を始める時から、音符とリズムと指づかいをセットにして読んでね、ということです。
たいてい、おかしな指づかいをしそうなところは、前もってわかるので、私が楽譜に書き込みをして、それに注意して練習するといいよ、と声かけします。
どれだけ注意深く楽譜が見れるか?がカギなんですね。
いくら書き込みをしても、見てくれないとダメですよね〜
宿題を出すときに、たとえば同じ音が並んでいるのに指を変えて、と指示があると、なぜそういうことになってると思う?と聞きます。
最初はわからなーい、と言ってる生徒さんも、だんだん数をこなして行くと、その理由がわかって来ます。
理由があるとわかると、納得して守れるようになります。
鍵盤は88鍵もあるのに、指は左右で10本しかないんですよね。
どう考えても、スラスラ弾くためには、効率良い指の使い方が必要ですよね。
先生にぎゃーぎゃー言われるから守らなければいけない、んじゃなくて、守ったら気持ちよく曲が弾ける、と思えば少し大変かもしれないけど、頑張らない手はないと思いませんか?
スラスラ弾けたら、生徒さんも先生もストレスなく、本当に気持ちが良くて幸せないい気分になれます。
それを解決するには、全部じゃないけど、「指づかいを守る」ことも、かなり重要な要素だと思います。
最終的には、自力で楽譜を読み、楽しく曲らしく弾けるように、基礎から丁寧にレッスンしています。
幼稚園年中から大人の方まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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