新年度が始まりました。
みなさん、ひとつずつ学年が上がって、気持ちも新たに張り切っていますね。

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の生徒さんも、
「クラス替えあった、新しいお友達もいる、先生も変わった」
と次々と報告がありました。

中には、小学校が統合して、新しい学校に通っている生徒さんもいました。

そんな中ですが、12日に、発表会の会場であるポプリホール鶴川で、ホールリハーサルをしました。

ホールは久しぶり

1年ぶりのホールは、忘れていたけど、やっぱり迫力がありますね。
照明は、本番より落としていますが、天井は高いし、グランドピアノは蓋を開けて全開ですし、なにしろ空席だけど、客席がいっぱい。

当日は、そこにたくさんのお客様が聴きに来るんです。

想像しただけで、緊張が増してきますよね!

1回だけ弾く、で本番さながら

リハーサルだから何回も弾ける、ということにすると、集中力がそがれますので、1回きりのリハーサルにしました。

あらかじめ決めた順番に、舞台でお辞儀をして、弾きます。
初出場の連弾を弾く生徒さんは、大きな舞台にびっくりした様子でしたが、私が隣にいて、いつものように前奏を弾き始めたら、ちゃんと正しい場所で入ることができ、無事に最後まで弾けて、ひと安心。

これで、本番でドギマギしなくて済むね!

次々と弾いていただきました。
みんなそれぞれ、今弾けることを一生懸命やっていただきました。
保護者の方に、録画をお願いして、おうちに帰ったら、その録画を見て、自分がどういう演奏をしているのか、どういうところがあやふやなのか、反省をしていただきたいと思います。

暗譜ができている、と思っていても、緊張すると頭がフリーズして、どこを弾いているかわからなくなったり、とんでもないところに飛ばしてしまったり、伴奏の音を忘れてしまったり、なんてことが起きてしまいます。

怖いですねー!!

普段から、本番では何が起きても先生は助けに行けないから、自分でなんとかしよう、と言っているので、みんな「あ、やばい」と思っても、なんとか止まることを回避して、最後まで弾きとおす、ことができました。

これは、幼児さんや小学校低学年でもやれています。
何も起こらないことが一番いいけど、何か起こった時の対応力、は本当に大事です。
こういうことって、ステージを経験しないと、普段の練習だけでは、どうにかしよう!!なんてことは考えもしないですからねー。

火事場の馬鹿力って、思ったよりあるものなんですよ。

発表会って、ただ曲を練習して、みんなに聴いてもらう、だけではないんです。
そこまでの間に、技術だけではなくて、精神力も養える場なんですよね。

何十回の練習より、1回のステージが貴重だったりするわけです。

だから、ホールの抽選に当たらなくて困っても、取れるまで頑張るし、出演する生徒さんも、難しくて投げ出したくなるような曲にも挑戦したり、毎日コツコツ練習して、たった1回の本番のために何ヶ月も準備したりするんです。

今回のリハーサルで、「わ、これは大変、あと2週間頑張らなくっちゃ!」と思ってもらえたらやった甲斐があります。
最後の追い込みって、頑張れるものですよ。

みなさん、本番で満足いく演奏ができることを期待しています。

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、体験レッスンを募集しています。
ピアノを弾くのが初めての方も、楽譜が読めてひとりで弾けるように初歩から丁寧にレッスンしています。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は横浜線成瀬駅です。
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