(昨年のクリスマス会で、お父さんと連弾しているAちゃん)
暑い暑い夏が、ようやく終わり、過ごしやすい秋は、ほんのちょっぴりで、今度は冬に向かっています。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)でも、寒暖差などで、体調崩してしまっている生徒さんたちがいます。
みなさん、気をつけて過ごしましょう!
クリスマス会の日は学校行事
今年のクリスマス会は、会場の都合で、11月30日の土曜日になりました。
土曜日は、学校によっては、2学期は特に行事が入ることがあります。
小1のAちゃんは、ちょうど学校の行事と重なってしまいました。
毎年、お父さんと連弾したり、楽しみにしてくれていたので、とても残念ですね。
当日は、参加できないけど、何か形に残るように、と考えて、いつもクリスマス会の通し動画を作るので、そこに入ってもらうことにしました。
前から弾きたかったメヌエットを弾くよ
自分が弾きたい曲を選んでいいよ、と言ったら、「レーソラシドレーソソ」のペッツォルトのメヌエットが弾きたかったようです。
右手の動きと左手の動きがどちらも、メロディのような横の動きをする、いわゆるポリフォニーの曲は、弾いたことがありません。
いつもは、メロディと伴奏に分かれていて、伴奏は同じ音型だったりするので、そんなに難しくはないですが、ポリフォニーの曲は、主に左手も、メロディのような動きをするので、頭の中が混乱しやすいです。
Aちゃんは、普段から、レッスンでも、説明をよく聞いて、きちんと取り組めるお子様です。
片手ずつ弾くことは、そんなに難しく感じることはありませんでした。
でも、両手で弾こうと思ったら・・・
ん???あれ、右手のことを考えたら、左手をどうやって動かすのかわからないよー
左手のことを気にしたら、今度は右手がうまく弾けないよ!ということになってしまいました。
弾く時に、楽譜を右手のほうと、左手のほうをジグザグに読んでしまうと、曲の流れがまったくつかめなくなってしまいます。
聴いたことある曲で、スラスラ弾きたいのに、どうしたらいいの?!とイライラしてしまいますね!
とにかく、右手も左手も、次に進む横の流れをそれぞれにしっかり頭と手にたたき込んで、最初は、2小節から始めてみよう、ということにしました。
Aちゃん、どうしても上手に弾きたくて、毎日少しずつ分けて、同じところを何回も練習したようです。
レッスンお休みの翌週、2週間ぶりに来てくれたら、すっかり最後まで通せるようになっていて、驚きました!!
「えー!あんなに大変だと思ってたのに、いつの間に弾けるようになったの?」
と聞いたら、
「うん、毎日ちょっとずつ何回も練習したら、弾けるようになったよ!!」
とニッコニコです。
あちこち、ポジションが移動するので、楽譜を見ながら弾くと、かえって間違えてしまうようで、すっかり中身も覚えて、楽譜を見ないで弾けるようにもなっていましたよ。
驚きの進歩ですねー!
レッスンでは、思い込みやミスをしやすいところなどをチェックするために、覚えてても、もう一度楽譜をよく見てもらいます。
ちゃんと最後まで、指づかいや、飛ぶ場所や、曲の成り立ちなどをもう一度復習して、チェックしました。
来週には、録画できそうですねー!
「何着ようかなー」とおしゃれなAちゃんは、お洋服選びも楽しそうです。
本当に頑張ってえらいです。楽しみにしているね。
初めて習うお子様でも、楽譜を自分で読んで両手で弾けるようになるまで、基礎から丁寧にレッスンしています。
幼稚園年少から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしています。最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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