賛否両論あったオリンピックが終わりましたね。
コロナ禍の開催、ということでしたが、選手のみなさんの頑張りには、胸が熱くなりました!!
純粋に、命かけて戦っている姿は、感動的ですね。
夏は、コンクールの季節なんです
誰にでもおすすめしているわけではないのですが、大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)では、コンクールを頑張ってみたい、とご希望される方には、ご案内をしています。
小1のRちゃんは、自由曲で出られるコンクールに挑戦することにしました。
曲は、とっても有名なレーソラシドレーソッソのペッツォルトのメヌエットです。
ポリフォニーの曲を弾くのは、初めての経験です。
オリンピック、とまではいかないですが、出ると決めたら、中途半端はいけません!
とりあえず、両手で最後まで弾ければおしまい、では審査員の先生の心を打つことはできません。
発表会以上に、聴いていただく人に、ステキだなぁ!と思ってもらえる演奏を目指したいのですね。
少しずつ、形が整うように進めていきます
そうは言っても、すぐにステキな演奏に仕上がるわけではありません。
最初は、両手で通すだけでも精一杯。
とりあえず、最後まで両手で弾けるようになってからが、スタートです。
「メヌエット」って、踊りの曲なんです。
知ってましたか?
3拍子なんですが、1、2、3とまっ平に進んでも、まったく踊りには聴こえないのですね~
1拍目に重みがあり、2、3拍目を軽く弾いていくと、まとまりが出てきます。
拍の感覚と、どこからどこまでが一かたまりなのか?ということがわかる演奏だと、聴いていて、心地よく、安心できますね。
あとは、次のかたまりの部分に移動する時に、すごく音域が変わるところは、絶対にはずさないで、命中させたいですね。
そういうところは、もういかに集中できるか、用意がきちんとできるか?
どんなに小さい子でも、そういう集中力は、必要です。
気をつけるポイントがわかれば、あとはひたすらそれを習得できるように、何度も練習あるのみです。
たった数分の本番ですが、そこで一番良いパフォーマンスをするためには、毎日毎日の繰り返しの努力が必要ですね。
そこは、オリンピックにすごく通じるところだと思います。
本番まであと2週間!!
本番までの日程は、もう決められていますので、そこまでいかに毎日、努力できるか、です。
毎日、練習するのは、当たり前です。
練習する時には、惰性で練習するのではなく、ミスをしやすいところの部分練習、あとは、全体的に拍を感じて踊るように弾けているか、という全体の見回し。
舞台でひとりで弾くことを想像したら、暗譜で弾くことはもちろん大事ですが、もう一度楽譜も見直して、思い込みはないか?確認することも大事ですね。
年令の低いお子様の場合には、やはり日々の練習は、保護者の方のサポートをお願いしています。
レッスンも、普段はお子様だけでやりますが、レッスン内容も把握していただきたいので、できるだけ見学をお願いしています。
来週は、お部屋を借りて、リハーサルもします。
準備は、念入りに。
結果が気になるところですが、私は、準備の過程が一番大事だと思っています。
このように、ひとつのことに集中して取り組める人は、その後、絶対に伸びます。
コンクールは、成長する一環と捉えていただけると、大変ありがたいと思います。
年に一度の発表会のほか、クリスマス会やご希望の方は、コンクールにも出場していただけます。
基礎を大切に、自力で楽譜が読めるよう、少しずつステップアップして行きます。
幼稚園年中から大人の方まで、お問い合わせをお待ちしております。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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