発表会で初めてのソナチネに挑戦する4年生のMちゃん

大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)の今年の発表会は、5月4日、ゴールデンウイーク真っ盛りに開催します。
今月初めから、ほとんどの生徒さんは、発表会の曲に取りかかっています。

南つくし野小4年のMちゃんは、かわいい感じの曲がお好みです。
いつもは、ブルクミュラーを主に練習していましたが、せっかくの大きなステージの機会なので、一度はキチンと弾いて欲しいと思っていた「ソナチネ」をご紹介してみました。

そうしたら、クレメンティのト長調のソナチネが気に入ってくれたので、1楽章と3楽章にチャレンジすることになりました。

ソナチネを弾くのが初めてのMちゃん。
一番いつもと違う‼︎と思ったのは、16分音符♬が多いことですね。
16分音符がたくさん、ということは、読むのもたくさん、指も速く動かさないといけないのですから、最初のレッスンの時は、いっぱいいっぱいになって、目を白黒していました。

最初のレッスンでは、結構ヘトヘトになっていたMちゃんですが、次の週は、かなり改善されていましたよ。
最初のひとかたまりは、かなりスラスラ弾けるようになって、自分でもこんな曲だ！というのが納得できたようです。
気をつけるポイントがわかるようになったので、練習がはかどったんですね〜

レッスンでは、限られた時間で、できるだけ先のことを説明したいので、最初のひとかたまりがだいたいできたところで、真ん中の盛り上がる展開する部分を抜かして、元に戻る部分の説明をしました。
そのほうが、頭の整理がつきやすいからです。

元に戻ると言っても、最初とまったく同じではありません。
どこが同じで、どこが違うのか、楽譜をよく見て観察しました。

レッスンでは、私が一方的に説明だけして終わりにするのではなく、できるだけ生徒さんが気がつくように、注意深く楽譜を見てもらっています。
Mちゃん、ちゃんと最初と違うところを見つけることができました！
自分で見つけたら、注意することができますよね。

Mちゃんは、かわいい感じのこの曲が意外にも手強い、と感じたようですが、チャレンジ精神が頭をもたげたようで、コツコツ少しずつ頑張ろう！と思ってくれているようです。

次回のレッスンでは、最後の部分が完成できるといいなあ。
そうすると、いよいよ真ん中の一番盛り上がっているところに入れます。
話したいことがてんこ盛り。
またまた楽譜をよく見てもらうこともいっぱい。
いつものレッスンより、かなり密度が濃いレッスンになっています。

でも、発表会で弾く！という目標があるので、すごく真摯に取り組んでくれていて、大変だけど楽しいです！

3楽章まで仕上げて、バッチリ演奏できるように頑張ろうね！