お子様の習いごと(お子様に限りませんが)は、さまざまなものがあります。
スイミングのように、指導者1人にたくさんの人数で習って、その場で終わるもの。
英語教室なども、複数のグループで習うことが多いですね。
または、野球やサッカーなどは、チームでする習いごとですね。
それぞれ、身につくことがあると思います。
ピアノはすぐには弾けるようにはならない
ピアノは、どうでしょうか?
グループレッスンもありますが、たいていは、先生と生徒1人の1対1のレッスンです。
ピアノは、ネコでもさわれば音が出ますが、それでは曲は弾けません。
楽譜が読めるようになることと、左右違った音をいっぺんに弾くことを常に一緒にする作業です。
すぐには、できることではないのです。
わずか1週間に1回の30分のレッスン「だけ」で、魔法のようにすべてができるようには、残念ながらならないのです。
だから、おうちで毎日、少しでもいいので、宿題になっている曲を練習してほしいのです。
すぐに完成しなくても、少しでも曲の雰囲気だけでも味わえれば、やっぱり達成感も生まれますし、うれしいし、満足感も生まれます。
そのような状態で、レッスンに来てくれたら、私と一緒に歌ったり弾いたり、または私が伴奏を弾きながら一緒にアンサンブルすることもできたり、もっと上手く楽しく弾けるような次のステップに進めます。
「〇〇ちゃん、練習してきて、偉いね〜先生にはすぐわかるよ。」
と最大限褒めることもできますし、そうすると、生徒さんは気持ち良く、どんどん新しいことにチャレンジする気になるのです。
好循環しかないですよね。
逆に、レッスン後に、1週間まったく楽譜も開かず、何が宿題なのかもわからず、鍵盤にさわりもしないで、次のレッスンに来ると・・・
まず、何の曲を弾いてたんだっけ?
何の音が書いてあるんだろう?わからないや。
仕方ないから、じゃあ先生と何が書いてあるのか読んでみようか?
音は読めたけど、リズムも難しいねー、弾いてみるけど、全然弾けません!
というレッスンになります。
面白いですか?つまんない・・・ですよね。
ピアノ、すぐには弾けるようにはならない難しい楽器ですが、コツコツ少しずつチリも積もれば、やはり努力は実を結びます。
そうは言っても、親も子も忙しい
最近は、フルタイムでお仕事をされているご家庭は、たくさんいます。
また、お子様も習いごとのかけもちで、毎日いつも忙しいですね。
お仕事で、絶対的に時間が足りないのは、重々承知していますが、お子様は、やはりお父さんお母さんが大好きなんです。
ちょっとピアノの宿題を気にかけて、声かけしていただくだけでも、「やってみようかな」と思えるんです。
つきっきりで見なくても、楽譜を開けて、何弾くの?と尋ねたり、リビングでお料理しながら、弾いているのを聴くだけでも、お子様は張り合いが出ると思うのです。
毎日の生活ルーティンの中に、ピアノの練習時間をほんの少しでも入れていただけると、次のレッスンが楽しみになって、発表会やクリスマス会で、
「へー、こんな曲も弾けるようになったんだね!」
と満足していただけると思います。
やはり、保護者の方のご協力なしでは、レッスンの好循環は望めないのです。
お子様が、喜んでピアノに向かってくれるのは、保護者の方にとっても、大きな喜びになることでしょう。
ラクして楽しむは、なかなか難しいのです
山登りは、登っている最中は、険しい山道や、ごろごろした石などを踏み越えて、何でこんなことをやってるんだろう?と思いながらも、ようやく山頂に到着、清々しい空気を吸って、やったー!となりますよね。
ピアノの演奏も、それと一緒です。
初めてお子様をピアノのレッスンに通わせるお父さん、お母さん。
やっぱりピアノは、練習が必要な習いごとだということをおわかりいただけましたでしょうか?
初めてピアノに触れる初心者さんから、他の教室で習っていた経験者さんまで、基礎を大切に、自力で楽譜が読めて楽しく弾けるように、丁寧にレッスンします。
幼稚園年少から大人の方まで、お問合せをお待ちしています。
最寄り駅は、横浜線成瀬駅です。
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