良い音によみがえりました！

急に暖かくなり、また風が強いので、花粉症が辛い時期になりました。
大野ピアノ教室(町田市成瀬が丘)でも、私をはじめ、目が腫れあがったり鼻水がたれたり、というような症状が出ている生徒さんがいます。
マスクは、コロナ対策だけではないのですね(苦笑)
発表会の曲のレッスンに集中したいのに、気が散ってしまいますね(-.-;)

レッスン室のグランドピアノの調律が終わりました

2月の半ばに、半年ぶりに調律をしていただきました。
今回は、普通の調律だけではなく、高音部の整音もしていただきました。

整音って何？と思われたかもしれないですね。

ピアノは、ハンマーがフエルトに当たって音が出るのですが、長年使っていると、ハンマーに当たるフエルトの溝が深くなり、フエルトもすり減って、ハンマーがフエルトに当たる面積が多くなってくるそうです。
そうすると、まろやかな音ではなくて、ちょっとキンキンした平らな感じの音になってしまうのですね。

それで、フエルトを少し削って、溝を浅くして、元に近い状態にするのだそうです。
本当に長年ピアノを弾いていますが、ピアノの中のことは、さっぱりわかっておらず、説明を聞いて、へええ！と唸るばかりです。

フエルトの削り具合も、微妙な加減が必要なようで、職人技なんだなぁ！

音は目には見えないけど、違いは一目瞭然！！

作業が終わって、弾かせていただいたら、今までと全然違う響きでビックリ‼️
音が「丸い」のです。
昭和的な例えかもしれませんが、「ビロードのような」響きになりました。
この音で弾くと、すごく上手くなった気がしますね～

気になっていた高音部のキンキンした感じも、柔らかい響きに変わりました。
これで、発表会の曲ができあがってくると、楽しみですね！

毎年、年度初めに年会費一年分をお支払いいただきますが、ピアノのメンテナンスにも使わせていただいています。
おうちのピアノが、アップライトピアノの方、電子ピアノの方とさまざまですが、グランドピアノで練習している人はほぼいないですから、レッスンの時くらい、良い響きのピアノを使っていただきたいと思っています。

調律したばかりのピアノで演奏してみました。よろしければご覧くださいね。
母の趣味である鳥の撮影とコラボしてみました。