まだまだ酷暑が続いていますが、2学期が始まりましたね。
運動会が9月の学校は、この暑いのに、練習が始まっているようです。
熱中症には、くれぐれも気をつけていただきたいですね。

夏休み恒例のこまば会コンクールに大学生のFさんが出場しました

Fさんは、中3まで、レッスンを続けていて、大学進学を機に、また復活してくれました。
5月の発表会にも出場してくれました。

発表会が終わったあとに、夏にコンクールがあるけど、出てみる?とお誘いしたら、「出ます」とお返事。
わあ、そうなのー、とそこから準備を始めました。

大人になると、子供のように、無邪気に弾くことは、かなり難しいので、冒険せずに、発表会で弾いた、ドビュッシーの「夢」という曲で、臨むことにしました。

趣味だからといって、適当な弾き方では通用しない

Fさんが、エントリーしたのは、一般の部です。
いわゆる大人の趣味の部です。

音大生のように、専門的な部ではないので、バリバリに弾けなくても大丈夫ですが、だからといって、やはり審査はされるので、ただ通せればよい、というものではありません。

暗譜で弾くことは、発表会の時からできていたので、全体像を把握することは、ほとんど問題がなかったので、あとは、細かく弾き方をチェックするレッスンを続けて行きました。

会場は、府中の森芸術劇場のウイーンホールで、後ろにパイプオルガンが備わっているすごいホールです。
私もそこでは、弾いたことがないくらいのプロも使う立派なホールなので、とにかく小さくまとまらないで、音をしっかり出す、だけど流れるような曲づくりを心がけました。

口で言うのは、簡単ですが、そんなこと、なかなか上手くできないです。
Fさんは、黙々と準備を重ねました。

大学の授業や、アルバイトなどもあって、練習時間を捻出するのは、大変だったと思いますが、よく頑張りました!
最後の週は、うちのレッスン室で、練習もして、グランドピアノのタッチにも慣れていただきました。

本番はやっぱりドキドキしますよね〜

当たり前ですが、コンクール本番は、発表会のように、会場でリハーサルなどできるはずもなく、本当に一発勝負です。
緊張するな、と言われてもしないわけないですよね!

それでも、今まで少しずつ培って来たことを、丁寧に流れよく、弾くことができました。
すごい精神力ですね!!

なにしろ、あの素敵な会場で弾けたことは、素晴らしい経験になりました。

Fさんのチャレンジ精神に、拍手です👏👏
また、新しい曲にも挑戦して下さいね。

 

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